シマノのゴリアテハイをご存じでしょうか?7年ほど前のリニューアル時は話題になりましたね。
実際に使用してみましたのでインプレからおすすめカラー、代わりになるルアーまで紹介いたします。
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ゴリアテハイ 125Fのインプレは?
飛距離、レンジ
ゴリアテハイはAR-C搭載のため飛距離に関しては申し分ありません。糸ふけを出さないキャストを意識すると、泳ぎだしの早さが特徴です。
レンジは公式サイトに20~50cmと記載がありますが、実際に使用すると10~30cmあたりを泳いでいました。勿論フィールドや潮流によって異なると思いますが、参考程度に。
ですので、シャロー帯では根掛かりを恐れずに攻めることができますね。
使用場面
ナイトゲームでのスローな釣りからデイゲームまで、幅広く使用出来るルアーです。
夜に使用する場合はヨタヨタとしたドリフトを意識すると、シーバスからの反応が良いです。水をギリギリ噛むリトリーブスピードを維持しましょう。
個人的な釣果ですが明暗というより、有名なオープンポイントで釣り上げたことが多いルアーです。
程よいアピール力がスレたシーバスにスイッチを入れるので、不意な一撃が楽しめますね。
ゴリアテハイ 125Fの使い方は?落ち鮎?
先述した通りナイトゲームではドリフトが主流のルアーになると思いますが、デイゲームでは瀬の上を狙うことを意識すると良いかと。
フィールドの河川では秋になると落ち鮎パターンが始まりますが、その時の1軍ルアーに欠かせませんね。
写真は落ち鮎パターンですが、ヨレに入った瞬間にルアーをひったくるようなバイトがありました。河川の中央に露出している瀬の終わりにできたヨレを狙いトレースしたところ、イメージ通りの1本です。
ベイトは落ち鮎だけでなく、イナッコやコノシロにも有効です。フィールドでライズが起きて活性が高い場合や、表層を意識している時の活躍が期待できます。
95fや140fとの使い分けは?ヒラメは狙える?
個人的にはベイトやフィールドによって使い分けるのがベストだと思います。
95f | イナッコベイトで明暗を通す時 |
140f | 大型ベイトやサーフで使用する時 |
基本的にベイトがイナッコのみであれば95fで良いのですが、上流からサッパも混じって落ちてくる時は125Fの方が汎用性は高いかと。こればかりはその日の状況によって異なるので、難しいですが。
私は125Fを落ち鮎用として使用しておりますが、140Fでも良いと思います。シーバス釣りで汎用性が高いのは125Fですが、140Fであればサーフで遠投して飛距離も狙えますので。
ヒラメも問題なく対応できます。ナチュラルなウォブンロールアクションですので、サスケ裂波と似たものを感じますね。
しかし個人的な印象にはなりますが、ゴリアテハイ=シーバス、サスケ=ヒラメという印象が強いです。実際にサスケと投げ比べてみましたが、早巻き時の姿勢は崩れやすく感じます。
やはり、シーバス狙いのゆっくりとしたドリフトが活きるルアーではないでしょうか。
実績多数のヒラメルアーも紹介していますので、参考までに。
ゴリアテハイのおすすめカラーは?
マットコノチャート
水が濁った時に活躍するカラーでして、濁りの中でもシーバスが気付きやすいです。またアングラーからの視認性もよく、イメージしたコースを泳がせることが可能です。
シーバスは水の動きと色で餌を認識しているため、スローリトリーブで波動が弱くてもカラーでアピールできますね。
逆にアクションも大きい上にカラーも目立つルアーでは、スレたシーバスが嫌がるかと。ゴリアテハイの弱い波動にマッチしたカラーだと思います。
キョウリンボラ
チャートやレッドヘッドと比較するとナチュラルなカラーでして、主にデイゲームで使用します。濁りがある時に投げることは少ないですが、水がきれいな時にシーバスからの反応が良いです。
水が澄んでいる時はルアーと判断されるのを防ぐため、可能な限りベイトに寄せたカラーを選択するのがベターですからね。
賛否両論あると思いますが、私はチャートなど自然界にないカラーは濁りがある時以外に使用しません。やはり一度警戒心を高めてしまうと、数が伸ばしにくいですからね。
ゴリアテハイの代用になるルアーは?
エクスセンス アガケ AR-C(ジェットブースト)
AR-C搭載のため飛距離も抜群ですし、ゴリアテハイと似たような泳ぎだしをします。
一番の違いはレンジです。リトリーブスピードによって異なりますが、5センチほどの水面直下を泳ぎますね。ゴリアテハイのもう一枚上のレンジを引きたいときに良いかと。
動きも少し大きめですので、アガケを使って反応がないときにゴリアテハイにシフトすることが多いです。
表層から攻めることによりプレッシャーを減らしたいので、とりあえず場所を状況を探るパイロットルアーとしても活躍できるかと。
モアザン クロスカウンター
ゴリアテハイと同じく表層系のリップレスミノーです。超デッドスローに対応しているので、スレた状況や繊細な場面での活躍が見込めますね。
飛距離こそゴリアテハイにはかないませんが、アクションに関しては更に弱ったベイトを演出することが可能です。
活性の低い状態から一本をひねり出すことが出来ます。
以上、ゴリアテハイを紹介いたしました。ナチュラルなスローリトリーブを活かして、シーバスの捕食スイッチを入れに行きましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。