ライトジギングのロッドで悩んでいませんか?
意外と専用竿になってしまうことが多いので、価格を抑えたくなるのも仕方ありません。
船長という立場からおすすめからコスパ最強ロッドまで紹介します!コスパ系は自信がありますので、是非とも参考にしてください。
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<青物対応>オフショアにおすすめライトジギングロッドは?
シマノ 19グラップラー タイプLJ B63-3
このロッドは私の愛用ロッドでもあります。非常に万能でライトジギングはもちろん、SLJもこなせます。
1mクラスのサワラや70cmぐらいのハマチも勝負できますし、ティップからベリーにかけては柔らかく素直に曲がます。
バットには十分に魚を受け止めるパワーがありますよ。
私の場合はライトジギングとSLJのみならず、200g程度のジグを使用する釣りであればこのロッドを使用します。(表記上は180gまでとなっていますが、200gも問題ないです。)
また100g前後のジグの操作感も良いため、HVC(ヘビーヴァーチカルコンタクト)にも流用出来ますよ。
間違いなく長期的に使用できる良いロッドです。エントリー用としては少し値段がしますが、汎用性も高いですし初心者にオススメしたい1本です。
21ゲーム タイプLJ B63-3
こちらもバッドからぶち曲がりますので、使用していて楽しいロッドになります。
100~150g程度のジグをナチュラルに扱いやすいので、スタンダードなベイジギングに向いていますね。
私はこちらをサクラマスで使用しましたが、身切れすることなく無事ランディングすることが出来ました。やはり弾きすぎないフッキングは魅力です。
青物がヒットした時は引きを楽しむことができました。非力なリールでしたので時間がかかりましたが、それでもロッドが魚の引きを受け止めてくれますよ。
200g以上もシャクることが出来ますので、汎用性もまあまあかと。少し先端がもっさりとした感じになりますが(笑)
シマノ 21オシアジガーリミテッド B62-3
このロッドが出たばかりの頃、気になりすぎて速攻で実物を触りに行きました。
メーカーの売りとしてはスロー系のロッドとして売りたいのかもしれませんが、実物を触ってみると120g~200g前後のジグにドンピシャな感じですね。
まさにライトジギングに向いていると思います。
当時は値段に物怖じしていまい遊漁船船長ながら手を出せませんでしたが、実績多数なロッドです。間違いありませんので、是非。
<青物対応>安くてコスパ最強のライトジギングロッドは?
メジャークラフト 3代目 クロステージ ジギングCRXJ-B602/4(ベイト/2ピース)
とにかく安いですし、諭吉さん1枚を割る金額です。
ある程度のクオリティもありますので、あまりにも安すぎませんか?
お客様のレンタル用としても購入するか真剣に悩んでいます。
PE1.5号か2号を巻いて漁礁でジギングが出来ますし、ベイトを探してSLJしても良いですね。
エントリーモデルとしては抜群のスペックかと。
アブガルシア OCEANFIELD OFJC-63/180
こちらも諭吉さん1枚を割るコスパ最強ロッドです。
安さもありますが、何よりオススメの理由はスローテーパーということです。
人それぞれ好き嫌いがありますが私はベイトロッドの場合、圧倒的にスローテーパー推しです。
要はパワーをロッドのどこに持ってくるかという味付けの話で、スローテーパーはバット付近が曲がる竿になります。
私はジャークをメインにするライトジギングの場合、スローテーパーでもっちりとしたブランクを初心者にお勧めしたいです。
スローでロングジグは扱いにくい気がしますが、最初の一本はスローテーパーにするとシャクるイメージが湧きやすいと思われます。
ノービ(Noeby)NBRO-LESJ 二代目-652M ベイト
こちらは完全に中華ロッドになりますね。
正直オススメにいれるか悩みましたが、あまりにも実績が豊富なため紹介します。最大限までロッドにかける費用を抑えたい方にはもってこいです。
私は青物~真鯛、タコやタチウオまでこの1本で網羅しました(笑)
200gのジグをシャクっていると、良型の鰤ヒットです!
購入時とのギャップとして“予想よりもライトなロッドだった“というのが正直なところですね。~350gまでと記載ありつつも、300g以上をワンピッチでシャクる気にはなれませんでした。
まあ、中華ロッドのご愛嬌ということで(笑)ただ口コミを見るに300g以上もシャクっている方がいますので、信じて思いっきりシャクるのもありです!
詳細なレビュー記事もありますので、参考までに。
<青物対応>シマノのスピニングロッドのおすすめは?
シマノ 24オシアジガー ナチュラルジャーク S64-3
今年出たばかりの新作ですね。
このモデルはどちらかといえば素直に曲がるスローテーパーよりの竿でして、スロージギング寄りの味付けである印象です。
ハイピッチでシャクるというよりも、ふわふわとしたジャークの方がロッドの強みを活かせるかと。フォールバイトが多いエリアでも扱いやすいと思います。
もちろんハイピッチジャークも可能ではありますが、比較的ゆったりとしたピッチで魚を誘い丁寧にファイトするのが正しい用途かと。
シマノ 24オシアジガー クイックジャーク S60-3
上記のナチュラルジャークよりもハイレスポンスでハイスピードなアクションが得意なロッドですね。
パリッとしたブランクの味付けで感度も高く、高弾性カーボン特有の張りのある仕上がりになっています。
海域によって上手く使い分けるのが良いかと。自然な動きが好まれる海域もありますし、ジグを飛ばした方が反応良いエリアもありますので。
高速巻きのBLJ(ブレードライトジギング)や軽いジグをちょい投げして巻き上げる釣りにも向いていると思います。
ライトジギングロッドとSLJロッドはどちらが万能?オススメは?
海域によっても異なりますし、それぞれの強みがあるので優劣をつけるのは正直難しいです。
船長の私からすると、“日常生活において高所作業車とブルドーザーはどちらが万能ですか?”という質問に近くなってしまいます。
ですので瀬戸内の釣りが主軸になってしまいますが、簡単にイメージを紹介しますね!
SLJ(早巻きの釣り) | サワラ |
LJ(ジャークメイン) | ハマチ |
このような印象がありますのでスピニングが得意ならSLJ、ベイトが得意であればLJのロッドを買うと良いと思います。
この中で強いて万能竿を選ぶとすれば、柔らかめのスピニングLJロッドになります。
ジャークメインのLJから巻きメインのSLJもできるし、軽いジグのちょい投げもこなせますので。
ただ硬めのスピニングSLJロッドでも似たことが出来ますので、竿によってはジギングという用途で色々と使える1本になる可能性があります。
60~120gくらいまでであれば、ヤマガブランクスのシーウォーク ライトジギング64MLは扱いやすいです。
SLJとライトジギングの定義が人によって異なりますが、インプレ記事がございますので参考までに。
ライトジギングロッドは万能?他の釣りに代用できる?
泳がせでハマチや根魚、フラットフィッシュを狙うこと自体は出来る、といったところでしょうか。ロッドと海域によっては1つテンヤも行けます。
専門ロッドと比較すると流石に劣りますが。
流用する釣りを増やしたいのであれば、シマノのクロスミッションの様な万能竿の購入が間違いないかと。(SLJからアコラバ、イカメタルまでこなせるロッドです。)
ライトジギングはジギングというジャンルの中でさらに細かく限定されたものになりますので、どちらかというと唯一無二になりがちな印象があります。
勿論先述した通り、ジギングというジャンル間で流用できるロッドは多数ございます。
以上、おすすめのライトジギングロッドについて解説いたしました。専用竿にはなってしまいますが、全国的に展開されている釣りでもあります。
使用する場面も出てくると思いますので、これを機にいかがでしょうか?
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。