21フリームスLTと23レガリスで悩まれる方も多いのではないでしょうか?実際に21フリームスLTを2年間使用してみましたので、リール選びの参考になりますと幸いです。
インプレからターゲット別の番手の選び方まで紹介させていただきます。
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ラインナップは?展開図も?
番手の下にあるLTとはライトタフ(軽く耐久性がある)の略語です。1000番~6000番まで豊富なラインナップがありますよ。
1000番台のFCはフィネスカスタム(軽量化)モデルです。発売から3年経過していることもあり、諭吉さん1枚を下回る番手も出てきましたね。
サイズ/スペック | 巻き取り量(cm) | 自重(g) | 最大ドラグ力(kg) | PE糸巻量 |
21フリームス FC LT1000S | 64 | 180 | 5 | 0.3-200 |
21フリームス FC LT2000S | 68 | 185 | 5 | 0.4-200 |
21フリームス FC LT2000S-XH | 81 | 185 | 5 | 0.4-200 |
21フリームス LT2500 | 75 | 200 | 5 | 0.8-200 |
21フリームス LT2500-XH | 87 | 200 | 10 | 0.8-200 |
21フリームス LT3000-C | 80 | 210 | 10 | 1-200 |
21フリームス LT3000-CXH | 93 | 210 | 10 | 1-200 |
21フリームス LT3000 | 77 | 225 | 10 | 1-200 |
21フリームス LT3000-XH | 93 | 225 | 10 | 1-200 |
21フリームス LT4000-C | 82 | 235 | 12 | 1.5-200 |
21フリームス LT4000-CXH | 99 | 235 | 12 | 1.5-200 |
21フリームス LT5000-CXH | 105 | 255 | 12 | 2-300 |
21フリームス LT6000D-H | 101 | 325 | 12 | 3-300 |
スペックは一部抜粋となります。参照:ダイワ
3000番のラインナップが4機種あるのも魅力的です。コンパクトボディと通常品では15gの差がございます。
また4000-CXH以降の番手においても、ハンドルがボール型になっているので有難いです。20レブロスのハンドルは握りにくかったので。
参考までにLT3000の展開図も添付しますので、参考にしてみてください。
参照:パーツ検索システム
21フリームスLT 3000のインプレは?
実際に使用した結論から申しますと、21フリームスLTは非常にコスパに優れた優秀なスピニングリールです。
私のメインはシーバスとブラックバス、エギングですがこの番手1台で全てをこなしています。
2年間使っていても巻き感が依然クリアなことに加え、リールの欠損などパーツが壊れることもないです。ドラグフルロックでコイ、ナマズともファイトしているので、それなりに負荷はかかっていたと思いますが。
しっかりした剛性とダイワ最新鋭のテクノロジーをこの手で実感しましたね。
また、比較的お求め安い価格帯でありながら滑らかに出るドラグも評価したいです。
慎重なファイトが求められるエギングで、キロオーバーのイカとのやり取りがスムーズでした。格安リールを使用していると不安定なドラグによりバラすことがありますが、フリームスであれば大丈夫です。
一定以上の剛性に加え繊細な釣りもこなすことが出来る、紛れもないコスパ最強リールと言えましょう。
シルバーを中心とした金色の各種パーツが映える外観なので、コルクグリップのロッドと合わせると見た目が良くなると思いますよ。
3000番、4000番、5000番で悩んだらどれがオススメ?
自分と同じように、淡水~ソルトまでショアの釣りを一つのスピニングリールでこなしたいアングラーには3000番がベストです。
4000番と5000番は次の人にオススメします。
フリームスLT 4000番 | ライトショアジギングやフラットフィッシュゲームなどをする方 |
フリームスLT 5000番 | 中型青物狙いのオフショアキャスティング、ベイジギングなどに使用したい方 |
しかし剛性があると先述しましたが、あまりにもダメージの大きい釣りには使用する気になりませんね。
オフショアで日の出から日没まで青物を狙うとなると、他のリールの方が快適かと。
5000番でブリ族やサワラを何本も釣っていると、リール自体が非力に感じる場面が多いと思います。使用頻度や用途によるので何とも言えませんが、オフショアで激しく使用するのであれば最低でもカルディアSWクラスがオススメです。
3000番はショア全般の釣りやティップラン、小型青物を狙う用途で使用しましょう。
21フリームスと23レガリスで悩んだら?
こちらの比較ですが、正直難しいです。レガリスもねじこみ式ハンドルになったことに加え、ロータ素材がザイオンVになりました。
21フリームスの方が上記機種にはなりますが、若干レガリスの陰に隠れてしまった感じがします。
フリームスのみにある強みとして、以下の2つが挙げられます。特にワンピースベールのメリットは大きいと思うので、悩んだ時の参考までに。
①マグシールド搭載
防水性能が高くなることから、ソルトでの使用が多い方にはメリットがあるかもしれません。手入れも楽になるので個人的にマグシールドは好きですが、好みが分かれる部分だと思います。
やはりマグシールド搭載リールを分解するのは勇気がいりますからね。素人の簡単手入れでは、中の様子が分からないのは少し残念な部分かと。
淡水では必要のない機能だと思いますので、バス釣りなどがメインな方は23レガリスで良いと思います。
②ワンピースベールである
ライントラブルの数が少なくなるので、個人的には今回の一番の決め手だと思います。最近のリールはツーピースベールでも十分な性能がありますが、少しトラブルが頭をよぎりますからね。
特にライトゲームでの使用が多い方であれば、フリームスの方が快適に釣りを楽しめるかと。繊細な釣りですし、出来るだけ神経質になる部分を減らしたいところです。
用途や好みがある部分だと思いますが、どうしても決めきれない場合はデザインで選びましょう。
21フリームスLT 3000でSLSJは出来る?ショアジギは?
3000番のエギングタックルにジグを付ければ、スーパライトショアジギングが楽しめます。
一つの堤防においてもエギング→シーバス→SLSJという風にローテーションして釣りを楽しむことが出来るので、3000番はやはりマルチな番手です。
しかし3000番で本格的なショアジギングをやろうと思うと、タックルバランスや巻き上げスピードで物足りなさはやはり感じます。大物がいつかかってもおかしくないショアジギで、ラインキャパが少ない点も不安が残りますね。
ライトショアジギング~ショアジギングをメインでしたいのであれば、4000番~6000番が良いと思います。
特に6000番はショアジギ専用モデルとなっていますので、是非とも試してみてください。
21フリームスLTのハンドル交換は?
フリームスはノブのみであればタイプSのハンドルが取り付け可能です。ゴメクサスのノブは安価なので、入門にオススメです。
ハンドルごと取り替えたい場合は、都度確認をするようにしましょう。
私はリブレのハンドルを使用しています。リールよりハンドルの方が高くなってしまいましたが・・笑(私は既製品をさらに改造していますが。)
上記のハンドルアームは軽快なロッド操作と安定したリーリングが可能にするので、ロッドワークが激しい釣りをされるアングラーにオススメです。
アーム自重も中抜き加工されており、タックル総重量が抑えられますね。大きめのハンドル交換に交換すると、次のメリットがありました。
二本指でしっかり握り込みやすく指にフィットし、濡れた手でも滑りにくくなったので安定したファイトができること。 |
コンパクトなバランサー付のハンドルアームなので、トゥイッチやジャークなどのロッドワークがしやすく、ムラの無い安定したリーリングが可能になったこと。 |
既存ハンドルにはない華麗なデザインですし、より安定したリトリーブも手に入れたので非常に満足しています。
以上、21フリームスについて解説いたしました。23レガリスと悩まれる方も多いと思いますが、やはり上位機種となります。
ご自身の用途に合う用であれば、是非とも使用してみてください。