知識

[堤防・女性・電車釣行など]初心者におすすめの釣り竿や選び方は?

“狙う魚ごとに竿が違うし、長さもそれぞれ。自分の釣りする環境ではどの竿を購入すれば良いのだろう?”

このように釣り竿の種類に悩みませんか?

よくある悩みを解決しながら状況別にロッド選び方を紹介します。また安さと使いやすさ(コスパ)を重視しながら、おすすめの釣り竿を紹介しますのでご参考までに。

製品の閲覧と購入ができる様にamazon/楽天市場の広告リンクを設置していますので、気になった方はチェックしてみてください。

<漠然と釣りをしたい方向け>初心者が万能に使える竿の硬さ・長さは?

どの釣りをしたいのか明確に決まっていれば良いのですが、自分が釣りたい魚もわからない方も多いのではないでしょうか。

ぼんやりと“釣りをしてみたい”と考えている方もいらっしゃると思います。

そういった方にオススメなのが8.6ftのMLのシーバスロッドです。MLとはミディアムライト、つまり中間くらいの硬さです。

※Lは柔らかめ、Mは少し硬めです。柔らかい順に並べるとL<ML<Mとなります。

8.6ftは2.6m程度なので釣り竿の中でも扱いやすい長さです。またシーバスロッドのメリットにルアー釣りと餌釣りを兼用できるので、非常に万能に使えることも挙げられますね。

シーバスロッドで他魚種を狙う釣りをする場合、専用ロッドと比較すると性能は劣りますが、サビキ釣りやちょい投げ釣りにも使用することも出来ます。

友人に“釣りを教えてほしい”と言われることが多いのですが、迷わず次のロッドをオススメしています。軽い上に値段もお手頃なので、入門に良いです。

万能ロッドについて詳細に記載した記事ございますので、気になった方は是非。

最強に万能なルアーロッドは!?丘っぱりから船釣り、オススメの竿まで紹介します。海釣りを始めたい方、始めている方も“万能な釣竿ってなんだろう”と考えることはございませんか?今回は1本あればコスパ最強、万能ロッドについて解説いたします。...
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シマノの竿が良い?

釣りをしたことがない方でも、 “釣り具といえばシマノ” “シマノは聞いたことがある”

という方も多いのではないでしょうか。

しかし店頭やamazonで並べられている釣り竿を見るとシマノ以外にも多くのブランドがあり、戸惑うと思います。

結論ですが、シマノの竿でなくても問題ありません!

中華製のロッドはムラが大きいですが、国産メーカーであれば一定以上のクオリティは保証されます。気に入ったロッドを買うのが良いですね。(正直、最初はどこの釣り竿を使っても違いがわからないと思います。)

とはいえどシマノは誰でも知る有名ブランドですので、使用における安心感があるのは間違いないです。迷ったらシマノの竿を選ぶと無難かもしれません。

釣り竿より気をつけるべきはリールですね。

同じ価格帯で他のメーカーと悩んだ時、最初の頃はシマノかダイワのリールを選ぶ方が間違いと思います。

トラブルも少なく、長く使える様に設計されている製品が多いですからね。(他のブランドを否定している訳ではなく、釣りに一定の拘りが出てきたタイミングで手を出してみるのがオススメです。)

つきまして初心者の場合、釣り竿はどこのブランドでも問題ないと思いますが、リールはシマノかダイワの製品を選びましょう。

船釣りにも併用できるのでスフェロスSWは高コスパですね。

[初心者もルアーで釣れる]シーバスの釣り方を解説!釣れない理由は?夜がいい?シーバスが全く釣れない方も多いのではないでしょうか?本記事では初心者の方に向けてシーバスの釣り方からタックル、釣れない理由まで解説いたします。...
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価格が安い釣り竿でも大丈夫?

釣り竿を選ぶ上で、やはり気になるのがコスト面ですよね。

釣り竿にどこまで求めるかによって回答が変わりますが、最初は安い釣り竿で十分だと思います。

安い竿はグラス含有率が高く低弾性カーボンのことが多いですが、高い竿より案外こういった竿の方が折れません。

言い換えると、重く強度が高いため折れにくいという表現になりますでしょうか。一方で高い釣り竿は軽さと感度がある反面、グラスロッドより折れやすいことが多いです。

釣りを始めた頃は多くのトラブルがあると思います。例えば次のようなことは頻繁に起きてしまいますね。

①釣り竿の穂先とラインが絡まっているのに無理やりリールを巻いてしまい、穂先が折れる。
②ラインが絡まっていることに気づかずに投げてしまいガイドに傷がつく。
③キャストする時に変な箇所に力が入ってしまい、釣り竿が折れる。

折れてしまうと悲しいですし、最初はむしろ安い釣り竿の方が良いかもしれません。

しかし先述した通り高い竿には感度と軽さがありますので、釣果を伸ばせるのは間違いないです。ある程度釣りに慣れたタイミングで安い竿と比較すると、すぐに違いが判ると思います。

私はこちらの格安ロッドを友人のレンタル用として使っていますが、折れる気がしないです。

安くても釣れる!?激安の釣り竿(ロッド)おすすめ7選!ターゲット別に紹介!高い釣り竿いらないのでは?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。激安を条件としながら、扱いやすい釣り竿をターゲット別に紹介いたします。...
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釣り竿セットは使える?

店頭にて釣り竿とリールセットで格安販売されている製品がありますが、“こういう釣り竿でもいいの?”と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私が思うに、周囲に釣りが出来る方がいれば問題ないです。

製品によりますが、価格相応にライントラブルは発生します。ぐちゃぐちゃになった糸を初心者の方が一人で治すのは骨が折れる作業だと思いますが、手慣れた方と一緒なら大丈夫です。

“今後も釣りをするかわからないし、子供用に高い竿を買うのも・・・”という方は、自身が釣り出来れば初心者セットでも良いと思います。

耐久性において脆い製品もありますが、基本的に釣り具は丁寧に使用しメンテナンスすれば長持ちしますからね。(とはいえど価格相応なので国産メーカー推奨です。)

ちなみに、初心者セットでなくても子供との釣りに自分の時間はありません(笑)

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<コスパ最強>初心者におすすめの釣り竿を紹介!

<サビキ・投げ釣り>堤防(海釣り)の場合

堤防釣りと言っても幅広いですが、サビキ釣りや投げ釣りをされる方が多いのではないでしょうか。今回は初心者に扱いやすくコスパが良い釣り竿を紹介します。

プロマリン(PRO MARINE) ビビットサビキ

サビキ釣りに良いですね。4m以上ある磯竿でも良いのですが、長い分取り回しが難しいので3m程度が丁度よいかと。

こちらの製品以外でも代用できますが、サビキ釣りをする際に短すぎる竿は辞めた方が良いです。皆が長い竿でコマセを撒いている中、一人だけ短いロッドだと釣果が落ちてしまいます。

ちなみに私はこのロッドで100匹以上のアジを釣っています。

シマノ ルアーマチック S90MH

こちらはルアーロッドになりますが、ちょい投げ釣り~サビキ釣りにも使えるので汎用性が高いですね。

ちなみに私はこの竿を飛ばしサビキ釣りに使用し、堤防で竿頭になったことがあります。長さは不利ですが、棚を調整すれば問題ありませんので。

餌釣りオンリーで使用するのであれば投げ竿が良いですが、疑似餌にも興味ある方はルアーロッドを検討しても良いと思います。

私も堤防のサビキから釣りを始めましたが、周囲のアングラーがヒラメや青物をルアーで釣っているのを見て竿を買い直しました。

ルアー釣りが全く分からない方は、下の記事を是非。とりあえずVJを持っておきましょう(笑)

[初心者必見]ルアー釣りは釣れない?難しい理由や簡単に釣れるターゲットを紹介!ルアー釣りは難しい!そう思って手を出していない方はいませんか?本記事では、ルアー釣りが難しい理由から釣るための方法、簡単なターゲットまで紹介いたします。...

<コンパクトさ>電車釣行の場合

Goture XCEED 4ピース

価格もお手頃なこと加え、収納バッグにいれると74cmとコンパクトですので非常にオススメです。

リュックには入りませんが片手で持てるサイズです。サビキ~ちょい投げ、ルアー釣りまで一通りできるので非常に万能かと。

実際に1年以上使用していますが、今のところ耐久性に問題ありません。

Goture 投げ竿

サビキやちょい投げ釣りに行く場合に良いですね。ルアー釣りは少し難しいかもしれませんが、本製品はリュックに入るサイズです。

3.3mの長さでもコンパクトに畳めますので、リュックに仕舞い込みたい方に良いと思います。また、外回り営業でこっそり釣りをするには丁度良いですね。(私のことですが)

保護ガイドが付属することに加え根元が頑丈なので、多少無理やりリュックに詰め込んでも折れません。
※あくまで私の経験談ですので、過度に雑な扱いには注意してください。

<使いやすさ>女性の場合

彼氏や旦那の付き添いで釣りに行くため、当日に使いやすい竿が良い女性も多いのではないでしょうか。

短くて折れにくい竿がこちらです。

大物狙いは難しいですが、堤防で少し釣りする分には十分です。

穴釣りやちょい投げ釣りが出来ますよ。グラスロッドなので折れる心配もありませんからね。

リールとセット販売ではありませんので、安くてトラブルが少ないリールも持っておきましょう。

おそらく、普通に使っていれば彼氏や旦那様の釣り時間を削らずに済みます。旅行先で少し釣りをする分には丁度良いですね。

以上、初心者にオススメの釣り竿を紹介いたしました。最初は予算を抑えながら扱いやすい竿を買うのが一番だと思います。

ご参考になれば幸いです。

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監修
luresonic編集部
元釣り具屋店員や釣り雑誌編集者など、知識が豊富なアングラー複数人で運営中。ルアーフィッシングを初心者でもわかりやすい様に解説いたします。依頼等ございましたら、ページ下部からお気軽にお問合せください。