「ワンボックスカーが便利なのはわかるけど、セダンで釣りに行きたい。トランクスルーが可能なセダンはアリオン、グレイスなど生産中止の車ばかり・・・」
そんな風に考えている方はいらっしゃいませんか?
本記事ではセダンで釣りに行きたい方や実際に積載に困っている方に向けて、メリットデメリットからオススメのアイテムまで紹介します。
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セダンで釣りをするメリットは?
セダンで釣りは一見不向きに見えますが、メリットを感じた場面もあります。(不向きなのは間違いないですが、良いところもあります。)
魚のニオイが車に充満しない
こちらがセダン最大のメリットですね。
運転席・後部座席とトランクルームが分けられていますので、釣り具(竿以外)をトランクに積んでしまえば、運転中にニオイがすることはありません。
例えば、タモ網を使用する釣りをする方にイメージが湧きやすいでしょうか。
陸っぱりからシーバスを狙う方に、タモ網は必須です。無理やりシーバスを抜き上げようとすると、ロッドが折れてしまいますよね。
しかし、この魚を掬った後のタモ網が相当の魚臭を発します。
シーバスだけならまだ良いですが、外道のボラやマルタウグイを掬ったタモ網の悪臭はひどいです。
以前セレナにタモ網を積んだことがありますが、タモ網のニオイが運転席まで漂ってきました。セダンであればタモ網をトランクルームに入れてしまえば良いので、問題ありません。
このように魚臭を最小限に抑えたい方には、非常にメリットがあると思います。
他にもオキアミを使った餌釣りをする方や、魚のニオイに敏感な方には良いですね。
移動中に体が痛くならない
セダン車の乗り心地は非常によく、運転が苦になりません。
軽自動車で長距離運転をすると、釣り場に到着する頃には体がバキバキになってしまいます。特にジギングなど、激しい動きをする釣りをする前に体が痛いと萎えてしまうことも多いと思いのではないでしょうか。
セダンであれば体が痛くなりにくく、釣りに支障が出にくいと思います。
移動が速い
急いで釣りに行きたい時に、移動の速さが挙げられますね。
高速道路の追い越し車線を走っていると覆面と勘違いされるため、前にいる車が道を譲ってくれることが多いです。
良いのか悪いのかわかりませんが(笑)

セダンで釣りをするデメリットは?
トランクスルー出来ない車種が多いことです。とにかくこの一言に尽きます。
このデメリットがとにかく大きいため、利点が霞みますね(泣)
車中泊することも出来ませんし、何より釣り竿が工夫しないと積めません。
トランクスルーを出来ないセダンに乗る場合、釣りをする上で何かしらの不便を感じることは覚悟しましょう。
トランクルームは大きいものの、積載量はワンボックスカーの半分以下だと思います。
単独で釣りに行く機会が多い方には問題ないかもしれませんが、複数人での釣りが多い方は積載をよく考える必要があります。(私はシルフィでオフショアに行きますが、MAXでも3人が限界ではないでしょうか。)

セダンの釣り竿の積載方法は?ワンピースロッドは積める?
トランクスルー出来るセダン、アームレストのみ倒せる場合
完全にトランクスルー出来る場合は、後部座席を倒せば積載可能です。ワンピースロッドも入りますので、積載関連で大きな不満を感じることは少ないと思います。
私はアームレストのみトランクスルー可能なセダン車に乗っていますが、こちらも本数次第では心配不要かと。ワンピースロッドも積載可能です。

中心部が突き抜けるだけでも釣り竿を2.3本積めますので、ソロで釣りに行く機会が多い方には特別な積載工夫は不要でしょう。(釣り竿が水平になるように高さ調整をする必要は出てきますが。)
クーラー(奥)・タックルボックス(手前)を用いると、ある程度ロッドが水平になります。
クーラーだけでもバランスが取れますが、揺れた時にロッドが吹き飛ぶ可能性があるため、後ろにタックルボックスを置くと安心ですね。
完全にトランクスルー出来ないセダン・複数人で釣りに行く場合
おそらく、こちらに該当する方が多いのではないでしょうか。
ワンピースロッドが積載出来ず不便ですよね。私のセダンもアームレストは倒せるものの、複数人での釣りには頭を悩ませます。
結論、次の道具を使えばロッドの積載が容易になります。
運転席と助手席の金属の部分にカラビナをつけるだけです!簡単で良い!
ワンピースロッドも問題なく積載出来ますので、非常に便利な道具だと思います。(有名なのかもしれませんが、この道具を知った時は感動しました。)

一見軟弱そうにみえますが、釣り竿6~7本程度までなら積載可能です。オシアジガー4000番、セルテート10000番などをつけたロッドを数本載せていますが、走行中にゴムがグラつく様子ありませんでした。
流石にロッドを大量に乗せるとゴムは垂れますが、少量であればゴムが硬いので水平を保てると思います。しかし、急ブレーキを踏むと釣り竿が動く可能性があるため注意してください。
私は気にしませんが、気になる方は滑り止めを後部座席の後ろにつけると良いかもしれません。
見た目がチープで気に入らない方は次のロッドホルダーをオススメします。竿が4本まで積めますので、積載する釣り竿が少ない方に向いてますね。
ホルダーの感覚が狭いのでリールを付けた状態での積載は工夫する必要がありますが、釣り車感はかなり出るかと。

その他、セダンにオススメの釣りアイテムを紹介!
マット
トランクルームにレジャーシートを敷く方がいますが、物を取り出す度にシートがズレてしまう場面も散見されます。
ブロックタイプのマットであれば固定できるため、オススメです。
特にセダン車は大きいクーラーボックスを斜めに取り出す必要があるので、シートは都度ぐちゃぐちゃになります。(ワンボックスカーやハッチバックは水平に取り出せるので、気を付ければ問題ないですが。)
シートがズレると砂が飛び散りますが、マットの場合こちらも防ぐことが出来ます。
余ってしまった部分は、何かを敷き詰めましょう。私はマットの下に滑り止め付きの布を敷いていますが、お好みで何でも良いと思います。

※シルフィは30㎝×30㎝のブロックが9枚で足りましたが、他車はわかりかねます。事前の採寸をお願いします。
腰当て
私は釣りに行く際に片道200キロ以上運転することが多いので、腰のクッションを使用しています。セダン車の乗り心地は良いですが、それでも長距離運転は疲れますからね。
私はこちらのクッションを使用してから、長距離運転をしても疲労が少なくなりました。釣行前の体のコンディションは万全にしたいものです。
スプレー
こちらは高速道路をメインで使用する方向けですが、深夜に釣りに行くと虫が大量にフロントにつきます。
ワックスやコーティングをされている方であれば不要ですが、こちらのスプレーは手間もかからずオススメです。
洗車後にこちらのスプレーかけ、拭くだけですからね。
全ての虫がこびり付かない訳ではありませんが、ついた虫を剥がす作業が格段に楽になります。常にセダンは美しく乗りたいですよね。
以上、セダン車での釣りについて解説いたしました。積載方法に困っている方や、セダン車の購入に悩んでいる方のご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。