釣り車をカスタムしたい方も多いのではないでしょうか?ちょっとした工夫で車中泊も出来るようになりますし、釣行が楽しくなりますよね。
本記事ではロッドホルダーの付け方から、車中泊可能な収納棚の作り方まで解説いたします。
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釣り車カスタムの代表例は?
簡単なDIYや手入れで釣り車感は大きく増しますよね。カスタムの代表例としては次の2点でしょうか。
①ロッドホルダーの取り付け |
②収納棚の作成 |
どちらも少し手間はかかりますが、一度作ってしまえば今後の釣行が楽になります。以下の見出しで詳細なカスタムについて記載していきますね。
その他、釣り車の便利グッズについて記載した記事もございますので、参考までに。

ロッドホルダーは必要?取り付け方は?
ロッドが傷つくリスクを減らし、スムーズな積載をしたい方に向いています。
車で釣りに行く時に“ロッドの収納方法”という課題が挙げられますが、真っ先にロッドホルダーを思いつく方も多いのではないでしょうか。
車のデッドスペースを活かすことが出来ることに加え、釣り車感も増しますからね。ざっくりとしていますが、以下の手順で簡単に作成も出来ます。
①後席のアシストグリップを取り外す |
②ベースとなるパイプを組み合わせる |
③ロッドホルダー本体をルーフに沿うように各部調整し、取り付ける |

①は車種によるかもしれませんが、私はアシストグリップを取り外す必要がありました。
総じて購入してよかったと感じていますが、唯一残念なのはボルト留めという点ですね。釣り車として付けっぱなしであれば良いのですが、都度外す場合がある場合は面倒かと。
私は子供の悪戯を防ぐために稀に取り外しますが、少し時間はかかります。ご都合によっては不要な方もいらっしゃると思いますが、釣り車にする用途であればカスタムする価値ありです。

荷室のカスタムや収納棚のメリットは?
私の釣り車は収納棚を作成し、2段にしています。棚にすることで上下の荷物を別々に取り出せることは大きなメリットです。

2段に分けるようにしてから手入れの時間が大幅に減りました。私は荷物の量が多く、釣行後に全ての荷物を降ろしていましたので。
下の段には引き出し式の衣装ケースを設置し、重い荷物にも耐えられる工夫をしています。また仮眠用のベッドとして使えるよう、天板にはクッション性を持たせていますね。
①快適な車中泊や重たい荷物の積載 |
②内装を傷つけないこと |
③収納棚の固定 |
④見栄え |
これらの点を意識しながら収納棚を作成しましたので、気になる方は詳細な作り方をご覧になってください。

収納棚の作り方は?(天板の作成)
引き出しの上の板を作成していきましょう。

以下の道具が作成に必要ですね。画像を載せながらわかりやすく説明していきます。
集成材、ノコギリ、ウレタン材、スプレーのり、合皮、タッカー |
①荷室形状の型を取る
段ボールや厚紙を使用し、天板を型取る作業が必要になります。車種によって形状が違いますので、必要に応じて適切なサイズを購入しましょう。
平坦度や見た目の良さを取るなら集成材、コストを抑えるならベニヤ板が良いかと。
②型を切り出す
作成した型を天板にあてがい、荷室形状に沿うようにノコギリやジグソーで切り抜いていきます。
ガタつく可能性があるので、切り出し作業は慎重に行いましょう。(写真は既に合皮つきとなりますが、この作業はベニヤ板で行います。)

③天板とウレタン材の固定(車中泊用)
ウレタン材を購入し、スプレーのりで天板と固定していく作業になります。
車中泊をする上で欠かせないのがウレタン材です。こちらがないと腰が痛く仮眠するのも苦しいので。ウレタン材は薄くても、有無で快適性が大幅に変わります。

サイズは最低でも天板と同サイズのものが良いですね。
④ウレタン材をカットする
スプレーのりが乾いたら、天板の形状に沿うようにウレタン材をカットしていきます。
切り取った天板より少し大きめにカットするのがポイントです。硬い天板が車両の内装に直接当たってしまうと、傷つくリスクがありますので。

サイズに合う既製品がなければ、オーダーメイドも可能ですよ。
⑤合皮をタッカーで貼り付ける
最後に天板とウレタンを覆う合皮を購入します。こちらで見栄えが大幅に良くなるかと。
車種に応じたサイズ、カラーを選ぶことが重要です。

裏側(タッカーで張り付けた方)は見栄えが悪いので、ひっくり返しましょう。こちらで天板の作成作業は終了です。

収納棚の作り方は?(イレクターパイプで土台の固定)
天板などを撤去した状態がこちらです。

上段に重量物の積載や車中泊を想定すると、土台は必須になります。次の道具を準備しましょう。
イレクターパイプ、ジョイント、パイプカッター、専用接着剤、衣装ケース |
こちらも画像を載せながらわかりやすく解説していきます。
①全体像を把握する
作りたい形状の骨組みを、メモ程度で構わないので図面に書く作業です。実際に組む作業よりも必要な部材を纏める作業が重要ですからね。
想像だけで部材を購入すると過不足が発生するので、事前に必要な材料を把握しておくとスムーズになります。
②荷室寸法の確認をする
荷室の各部の寸法を測り、必要なイレクターパイプ、ジョイント材を購入する作業です。
縦、横、高さを図り、必要な本数を購入しましょう。長さはパイプカッターで調整できますが、太さは調整できませんので注意が必要です。
内装に合わせたカラーを準備すると、よりオシャレになりますね。
③骨組み作成~固定する
使用する寸法に、パイプカッターで長さを調整していきましょう。
デッドスペースが発生しないよう荷室形状に合わせて組み立てることが重要です。問題がなければ専用の接着剤でイレクターパイプを固定していきます。


骨組みは固定されていませんので、天板と組み合わせて動かない様にします。天板が荷室形状にピッタリですので、イレクターパイプも動かなくなる仕組みです。

④引き出し構造の収納BOXを設置する
荷室容量を最大限活用するために、骨組みには左右を渡す“梁“はありません。そのため骨組みがあるとは言え、天板を載せただけでは重量物の積載には剛性不足です。

たわんでいるのが分かるでしょうか?人間が乗れば天板が割れてしまうかもしれません。
そこで、下段の衣装ケースの高さとピッタリに作成することで、大人一人が乗っても問題ない程度に剛性を高めています。
加えてバックドアを開けた時に引き出しが飛び出ないよう、100均の乳幼児用引き出しロックを取り付けています。

こちらで完成です!!

以上、釣り車のカスタムについて解説いたしました。簡単なDIYで快適な釣りライフを送れるので、気になった方は是非。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。