知識

ルアーの根がかり(ロスト)が怖い方へ!外し方、回収方法から対策まで解説します!

ルアー釣りをしている際に、根がかってしまうことは多々ありますよね。本記事では、具体的な根がかりの外し方、ルアーを無くしてしまった時の対処法、今後根がかりしないための対策や回収方法まで徹底解説します。少しでもロストを減らして、快適な釣りを楽しみましょう。

根がかり(ロスト)の具体的な外し方は?

竿を煽る!

最初に大切なことは、強く煽りすぎないことです。

最初は深く障害物に刺さっていない可能性があるので、軽く竿先に力を加えてみましょう。

写真の様に石の場合は深く刺さっても外せることが多い。木などの場合は、外せなくなるので無理に煽るのはNG!

違う方向からひっぱる!

正面に投げた場合、右や左から引っ張ってみましょう。

✳︎この方法で1番回収率が高いのは、正面以外にルアーを投げた時です。例えば、右方向にルアーを投げた時は、着水点に回り込む形で引っ張ってみるとルアーの回収率が高いです。

石と石に挟まっている時は、まずは煽ってみてもいいが、それでも外せない時は左右から引っ張ってみましょう。結構外せることがあります。

テンションを張ってから緩める!

上記の方法を試してもルアーが取れない場合、テンションを張ってから緩めるという動作を数回繰り返して見ましょう。私も、この動作にて回収出来た経験が多々あります。根がかりした場所の地形がわからない場合は、この動作に時間をかけましょう。

✳︎そこまで激しい根や蠣瀬でない場合や地形がわかってる場合には、竿を強く煽って取れることがあります。外せる確信がある時には試しても大丈夫ですが、不安な場合は上記手順で丁寧に対応することをオススメします

もし万が一ルアーをロストしてしまった場合の回収方法は?

その場所に取りにいく!

もちろん、地形がわかっていることは前提となりますが、ウェーダーを履いて大潮の干潮時に取りに行くことが出来ます。

しかし、一部の河川など限定的になります。

また、河川での事故は多々あります。余程高いルアーや思い入れのあるルアーでない場合、この方法での回収はおススメ出来ません。

本当に取りに行く際は細心の注意を払ってください。何度も言いますが、その場所の地形がわかっている事が大前提となります。

根がかりした場所に再度ルアー投げる!

運良く取れる場合もあります。

しかし、再度ルアーをなくす可能性もあるので、その場所に魚が確実についていて、再度攻めたい時のみこの方法は試しましょう。

根がかり回収機を使う!

ビッグベイトなどをやる人がよく持っている道具です。上記方法よりこちらの製品を持ち歩く事が1番お手頃な手段でないでしょうか。

しかし、届く距離が限られている点と、高低差があるポイントでないと回収するのは難しいです。

筆者は計6000円分程のルアーを回収した後に、ルアー回収機が根がかり、海に奉納してしまいました。どこまでルアー代を回収出来るか、運要素も必要となってくるのがこちらの道具です。

高いルアーをメインで使っている、確実に回収したい等の気持ちがあるのであれば、持っておいても良いかもしれません。

根がかり回収機は自作できる?

結論、可能です!

根がかりを外せるかわからないし、回収機を買うことを躊躇う方も多くいらしゃると思います。

その様な方は簡易的な物にはなりますが、自作してみることをオススメします。

具体的な作成手順としては、ナス型オモリにスナップをつけてラインに通す。

これだけです(笑)

このままオモリを根がかり地点まで届けて、軽く竿を煽ってみましょう。オモリがルアーに何回もぶつかることで、根がかりが外せる可能性があります。

✳︎シーバスロッドなどの場合、オモリの重さは調整した方がいいです。ルアーと一緒に回収することになるので、竿のキャパがオーバーしていると折れてしまう可能性があります。

(私のロッドの場合、軽く12号を投げても問題ありませんでした。)

今後、根がかり(ロスト)をしない具体的な対策は?

地形を覚える!

地道ですが、これが一番の近道だったりします。その場所に何回も通い、根や牡蠣瀬の位置をしっかり覚えましょう。

そうすれば、回収中に根がかり地点を回避する、またはルアーを投げてはいけない場所がわかるようになります。

✳︎そのポイントの地形を知りたい場合、ルアーを投げる前にラインにオモリを結んで地面をズル引きしてくると、どの様な地形かがわかります。

糸の太さを調整する!

例えば、糸を太くした場合、フックを折れやすいものにする、などの対策が出来ます。しかし、対象魚やサイズによってはファイト中にフックが折れる可能性もあるので、フックを何種類か試してみましょう。

フックを片方外す!

どちらかのフックを外すことで、根がかり率を下げることも出来ます。しかし、ルアーのスイムアクションが変わってしまうため、魚の活性が高く、アクションが関係なさそう(特定条件を満たせば何を投げても釣れそう)な場合に有効と言えるでしょう。

また私の場合、どんなに注意しても根がかりしてしまう場所に通っています。牡蠣瀬についているクロダイ(チヌ)をバイブレーションで狙う釣りなのですが、本当にルアーがいくつあっても足りません。

そんな時に考案したのが、片方のフックにカバーをつけたまま投げる!という選択肢です。活性が高い時には多少動きが不自然でもルアーに反応することが多かったので、よく試していました。そうすれば、時合いの時に1投でも多く投げることができます。

動きが不自然になるので、見切られてそうな時はフックカバーを外しましょう。入れ食いの時などは私はこの様にして対応しています。参考までにお願いします(笑)

こんなやり方でも普通に釣れたりします。

以上、根がかりの外し方について解説いたしました。ルアーのロストを減らして、快適な釣りをしましょう!

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