オフショア(船釣り)

オモックは釣れない?船釣りで使ってみた!青物に有効?作り方も解説!

オモックという仕掛けをご存じですか?オモリにフックをつけるだけというシンプルな仕掛けです。

村田基さんが釣れると紹介していることでも有名ですね。

“オモリにフック、これだけで魚が釣れたらコストもかからず安上がり”と考えた私が実際に船上で使用してみましたので、参考にしていただけたらと思います。

オモックはどうやって作る?

作成方法ですが、30秒で作れます!

①ペンチでワイヤーの付け根を挟む。
②型取ったワイヤーをオモリに差し込み、根元を折る。

以上です。非常に簡単ですね。

使用するワイヤーに関してはダイソーのアルミ製でも良いと思いますが、ステンレス製を推奨します。

フロントにフックを付けるのであればリングとラインが引っ張り合うので大きな心配は不要ですが、リアは直接ワイヤーと引っ張り合うので強度が必要です。

※中通しオモリによって、中の空洞の径が異なります。

オモックの自作に自信がないのであれば、最初から既製品を購入するのも一つの手段だと思います。既製品と言っても値段が知れていますからね。

なぜ釣れる?

諸説ありますが急速に落下してきたオモリに興味を示した魚が、巻き上げ時に食いつくという考え方が主流ですね。

実際に使用してみると、着ドン又は少し巻き上げたタイミングでバイトがあることが多いです。魚は動くものに反応するので、勿論オモックの垂直で素早いフォールにも興味を示します。

ヒラヒラとしたフォールの方が魚の反応が良い状況もあると思いますので、その場合は手持ちのジグを使用しましょう。

状況に応じて使い分けることが大切ですね。

オモックはナツメ錘じゃないといけない?

王道はナツメ錘ですが、ナス型でも良いと思います。釣り人の中には“石でも鉛でも何でも釣れる”と仰る方もいらっしゃいますからね。

ナス型オモリであれば最初から輪がついていますので、制作の手間がいりません。手持ちのジグがない時の代替品になりますね。

しかし、ナス型よりナツメ型の方が魚の反応が良い気もします。やはり、魚の好きなフォルムがあるのですかね。(根魚ならどちらでも食いつきが良いですが)

どちらかで悩んでいるのであれば、ナツメ型のオモリを使用するのが間違いなさそうです。

実釣だとオモックは釣れない?青物とタイラバには?

私が使用した感想にはなりますが、本当に幅広い魚種に対応出来ます。実際にオモックでいくつかの釣りに挑戦しましたので、ご参考までに。

青物やサワラの場合(ブレードチューン)

青物に関しては相当反応が良いと思います。ダイソージグでも良く釣れますので、ポイント選びと巻きスピードが重要ですね。

こちらは秋のキャスティング船での釣果ですが、イナダが数匹釣れました。釣り方はオモックのリアにフックとブレードをつけ、一定スピードで早巻きです。

ナツメ型であればボトムから巻き上げても引き抵抗が少ないので、初心者の方でも使いやすいのではないでしょうか。

しかし他のルアーと投げ比べると、若干浮き上がりが早い気もします。ボトムをより重点的に攻めたい場合は、タングステンのジグ(又はオモリ)を投げると良いですね。

サワラはバラしてしまいましたが、足元まで上がりました。早巻きをしていればサワラもヒットすることがわかりましたので、常に一軍ケースにオモックを入れています。

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タイラバの場合(オモラバ)

私が最初にオモラバで釣った魚が真鯛でして、仕掛けは誘導式でナツメオモリを使用しています。遊漁船で隣になった方がオモックで真鯛を釣っていましたので、仕掛けを教えて貰ったことがきっかけです。

オモックもビンビンスイッチに見えなくは・・・全然違いますね(笑)

私はビンビンスイッチのスライドパーツの長さを補うイメージで、オモリから輪までの距離を長くしていますが、スイベルでも良いと思います。

※こちらのオモックはワイヤーをペンチで挟み、捻じっています。

私はディープタイラバのためグローカラーを使用していますが、赤色のオモックも販売されています。グローカラーはエソの餌食になる可能性もあるので、通常のタイラバにはこちらの方が良いかもしれません。

オモックの塗装は?

塗装しなくても十分に釣れるとは思いますが、簡易的に色付けしてみるのも面白いですね。

私はビンビンスイッチに似たオモリにラッカースプレーをかけた後、ウレタンコートしたオモックを気に入っています。私には市販ほどのクオリティは出せませんが、塗装に慣れている方なら十分なクオリティが出せるかと。(アイは自分でつけました。)

また、アルミシールを使用してみるのも良いと思います。

私の所持しているオモリはカラーマーカーで色が付かなかったので、アルミシールの上から色を塗りました。

オモック ブレードチューンにアルミシールを張った物ですが、意外と釣れそうな見た目をしていると思います。

オモリは丸み帯びていますが、全体のシルエットは小さくすることが出来ますからね。

以上、オモックを解説いたしました。格安ながら幅広いターゲットに対応することが出来ますので、是非とも使ってみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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