サーフ、ショアジギ

ネッサエクスチューン S1102M+をインプレ!折れる?青物は?XRとリミテッドで悩んだら?

サーフやライトショアジギングに使用するロッドを選ぶとき、何を買うか非常に悩みませんか?数あるロッドの中でも大人気、ネッサシリーズのエクスチューン1102M+を実際に3年間使い倒してみましたので、参考にしていただけますと幸いです。

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ネッサエクスチューンのインプレは?青物は釣れる?

飛距離

ロッドの長さもシリーズで一番長いことから飛距離は抜群です。特に30~40gのジグは軽く竿を振っただけで驚くほど飛びますね。

長さゆえに持ち重りの心配がありましたが、20~30gのジグを1日投げ倒しても疲れることはありませんでした。シマノのバランス設計は流石ですね。

シマノのオフィシャルサイトに記載してあるルアーマッチング比較表には三型投式(ジグラバ系)の評価が◎ではなく、○になっていますが実際に投げてみたところ十分な飛距離が出せました。

体感ですが、◎であるミノーの方が飛距離を出すのにコツがいる印象を受けました。キャストを安定させるには慣れが必要かもしれません。出典:シマノ

青物とのファイト時

魚を掛けたあとのパワーも十分にあります。80㎝クラスのブリでも、ある程度泳がせたらすぐに浮いてくるレベルです。

また十分なパワーに加え、よく粘るロッドだと思います。引きに追従して竿がよく曲がるので、魚を疲労させやすいです。

青物も余裕で相手にできますね。魚にとっては非常に嫌らしいロッドではないでしょうか。

肝心なところでロッドが粘ってくれず障害物に巻かれてしまった経験がある方には、是非とも試していただきたいです。

よりパワフルなファイトを求める方はMHの番手をチョイスすると良いと思います。

感度

感度については、カーボンモノコックグリップの恩恵でショートバイトやルアーに当たるベイトもダイレクトに手元まで伝わってきます。

つきまして、初心者の方でも非常に使いやすいと思います。しかしライトショアジギングにおいて18エクスセンスジェノスと投げ比べたところ、ミノーのキャストフィーリングは専用ロッドに劣る印象を受けました。

個々のキャスト姿勢により差異があるのかもしれませんが、ミノーの投げ心地を最重視される方は念頭に入れて置いた方が良いと思います。

操作精度に特化しているというより、飛距離とパワー、感度を兼ね備えたバランスの良いロッドですね。

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ネッサエクスチューンの比較は?XRとリミテッド、どれがオススメ?

結論、20エクスチューンか23リミテッドがオススメです。

私が特に気に入っている技術があるのですが、これはエクスチューンかリミテッドにしか搭載されていません。

それはつまり、“スクリューロックジョイント“です。

継ぎ目をネジのように回しながら組むことで、キャスト時のすっぽ抜けを無くす技術ですね。

キャストを繰り返していると継ぎ目から徐々に緩んで、竿先が抜けた経験がある方も多いと思います。逆に継ぎ目部分を力いっぱいねじ込むと、片付ける時にロッドを傷つける可能性も。

スクリューロックジョイントによりこれらのトラブルを避けることができることから、エクスチューンかリミテッドシリーズの購入がオススメです。安心してフルキャストが出来るのは精神的にも良いかと。

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XRシリーズでも十分なのですが、より快適で無駄な手間を省くことが出来るのは上位機種になりますね。サーフロッドは全モデル3ピースロッドなので、2ピースロッドより竿先抜けのリスクが上がりますので。

23リミテッドと20エクスチューンで悩んだ場合は財布と相談するのが良いと思います。定価が1.5倍程度変わってしまいますからね。

23リミテッドにはガイドトラブルを低減する新技術などが盛り込まれていますので、気になった方は検討してみると良いでしょう。

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ネッサエクスチューンは折れる?リコール?

“グリップの根元から折れる“という報告がいくつか寄せられていますが、私が3年使い倒しても折れる様子はありませんでした。私の周囲では折れた声は聞きませんね。

とはいえど、折れた事例がある以上は出来る限りの対策をしておきましょう。

①堤防やゴロタ浜では竿を立てない
②適切なキャストでグリップへの負担を減らす
③EVAグリップの感覚で激しい使い方をしない

カーボンモノコックグリップはEVAグリップのように衝撃吸収能力はありませんからね。

シーバスロッドやロックフィッシュロッドにも採用されているこの技術ですが、材質はあくまでカーボン。雑に扱えば割れてしまいます。

これだけ見ると扱うのが難しい様にも捉えられますが、このグリップにより力を逃がさないことに加え、感度による恩恵があることは間違いないです。

万が一、購入してすぐに折れてしまった場合はシマノに問い合わせてみましょう。不意に折れてしまうのは仕方ありませんので。

同じカーボンモノコックグリップのミッドゲームエクスチューンは強度が足らず、自主回収になったことがありますからね。

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ネッサエクスチューンでシーバスは釣れる?

結論、シーバスロッドとしても十分に機能します。サーフはもちろん、干潟や大型河川といったオープンエリアでは大活躍です。

先述した通りミノーの投げ心地には少し癖があるように感じましたが、投げるうちに慣れると思います。

シーバスロッドやライトショアジギングロッドで迷っているなら、サーフに限定しない汎用性の高いネッサエクスチューンも候補に入れてみてはどうでしょうか。

こちらもサーフ以外での一本ですね。幅広いエリアで活躍できると思いますよ。

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以上、ネッサエクスチューン S1102M+について記載いたしました。気になっている方は是非とも試してみてください。実際に3年間使用しましたが、私は非常に満足しています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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監修
luresonic編集部
元釣り具屋店員や釣り雑誌編集者など、知識が豊富なアングラー複数人で運営中。ルアーフィッシングを初心者でもわかりやすい様に解説いたします。依頼等ございましたら、ページ下部からお気軽にお問合せください。