シーバスやチヌのリール選びですが、番手に悩みませんか?
専用機としての購入を考えるも、どうしても他の釣りに流用してコスパ良く使いたくなるものです。
“買ったけれど使用頻度が少ない“というのが一番勿体ない様に思えますので、選び方からおすすめリールまで紹介いたします。
製品の閲覧と購入ができる様にamazon/楽天市場の広告リンクを設置していますので、気になった方はリンク先をチェックしてみてください。
C3000番と4000番のリールは何が違う?飛距離は?
重量と糸巻量が異なります。参考までに23ストラディックで違いを見てみましょう。
機種/スペック | 重量(g) | PE糸巻量(号-m) |
23ストラディック C3000 | 225 | 1-400 |
23ストラディック 4000 | 275 | 1-490 |
糸巻量の違いは誤差の範囲だと思いますが、50gの重量差は結構違いますよね。組み合わせるロッドによっては、タックルバランスが不安になる方も多いと思います。
しかし個人的には、さほど気にしたことはありません。確かに無駄に重たいかもしれませんが”釣果や疲労に大差が出るか?”と言われるとそうでもない気がします。
飛距離に関しても微妙に違いますが、ほぼわからないレベルです。実際に20ツインパワーのc3000と21アルテグラの4000にて投げ比べましたが、僅かにしか着地点は変わらなかったです。
飛距離を伸ばしたいのであれば、投げるルアーやロッドを変える方が確実かと。
まとめると、“違いはあるが気にならない方も多い”程度でしょうか。
4000番を使用するメリットは?C3000とどっちを選ぶ?
人によって変わってくる部分だとは思いますが、ライトショアジギングや青物キャスティングにも流用できるのが一番の利点です。
実際にスプール互換を見てみると次の通りです。
参照:シマノ
4000番はC5000番と互換性があるのに対して、C3000番は2500番と交換可能です。
つきましては4000番はC5000番のスプールに変えることで、青物やヒラスズキ狙いに流用出来ます。
逆にC3000であれば2500番スプールに交換することにより、バス釣りやライトゲームに使えますね。
自身がどの釣りと兼用したいかで、必要な番手が変わってきますよ。
ランカーシーバスはC3000で釣れる?
4000番と比較して多少慎重なファイトになってしまうかもしれませんが、対応可能な範囲です。
スペック的には問題ない範囲だとは思うので、“C3000番だから取れなかった”ということもないかと。おそらくですが、その場面では4000番でもバラしていると思います。
大型青物狙いだとリールの大きさがダイレクトに釣果に影響してきますが、そういった釣りでもありませんからね。
トルクあるリールとバッドパワー十分なロッドと組み合わせれば、C3000でも十分に対処可能です。
こちらも75cmくらいありましたが、ナスキーのC3000で釣り上げています。
最初からアベレージでランカーが釣れることがわかっていれば、3000MHGクラスを事前に準備するのが無難です。
しかしレギュラーサイズに稀にランカーが混ざる程度であれば、C3000の方が手返し良い場面も多いと思われます。
チニングに4000番は大きい?
こちらに関しては、出来なくはないですが少し大きいかと。3000番までの使用が一般的だと思います。
チニングロッドのティップも柔らかいため、2500番くらいが丁度良い竿も多いです。
しかしシーバスロッドで牡蠣瀬のバイブレーションチニングをするのであれば、4000番でも全く問題ありません。
むしろ根掛かりした時に強引に外しやすいですよ。時合いになると無限に釣れるため、大きいリールでゴリ巻きした方が効率も良いです。
4000番なら年無しでも楽勝です!
<ランカーシーバス対応>C3000のおすすめリール2選!
24ツインパワー C3000
ランカーを視野に入れるのであれば、いざという時にトルクが欲しいですよね。根や障害物のあるエリアで巻かれてしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。
今作の24ツインパワーは巻き心地に加え、トルクも前作より進化しています。
最初に巻いた時は思わず声が出たレベルです。
ロックフィッシュで3000番を使用しましたが、40cmクラスでも余裕でした。
モデルチェンジしたばかりですし、長期的に使用できるリールです。少し値段はしますが、購入して後悔することはないと思います。
皆の言う通り、今作は本当に良いです。(見た目が普通すぎるとの意見も散見されますが)
23ストラディック C3000
“24ツインパワーは高すぎる”といった方には23ストラディックもオススメです。
最上位機種と比較すると流石に巻き心地は落ちますが、それでも十分なトルクがあるので選択肢に入れさせていただきました。
実際にc3000xgをスーパーライトショアジギングやロックフィッシュで使用しましたが、結構パワフルですよ。
中型クラスのアカハタも瞬殺できましたし、ボディ剛性もいうことなしです。
値段とクオリティを考えると、コスパ最強の部類だと思います。
チニングにおすすめの4000番リールは?
4000番はあくまでオーバースペックになりますが、どうしても併用したい場面がありますよね。
特にバスやライトゲームをやらない方にとって、2000番台は不要な番手になってしまいますので。
チニングの頻度も少なく青物と兼用するのであれば、やはり4000番台が欲しいですよね。
バイブレーションチニングは4000番でも余裕で成立しますし、大は小を兼ねるという考えでオススメを紹介させていただきます。
23ヴァンキッシュ 4000XG
今作の軽さとレスポンス性の良さを考えると、ベストではないでしょうか。4000MHGでも205gと驚異の軽さですので、チニングロッドと組み合わせるならこちらですね。
参考までに24ツインパワーの2500Sが210gとなっていまして、4000番ながらこちらよりも軽いです。
ロッドによってはボディサイズの大きさが気にはなりますが、重量的なバランスで行くと一番影響が少ないリールかと。
密巻きのトラブルもなく快適に使用出来ていますよ。23ストラディックも保持していますが、あまりにも感度が違うため私はヴァンキッシュをエギング専用機にしています。
ライトゲームや感度が欲しい釣りは非常に得意なリールです。
21フリームス LT4000-CXH
23レガリスのLT4000-CXHが225g、LT4000-Cは235gになっていますが、実際に21フリームスの実績が十分なためこちらをオススメさせていただきます。
実際に2年間使い倒しましたが、ボディがたわむ様子もなくナマズや鯉とファイトできました。ドラグフルロックで使用していましたが、それでも無傷です。
そして何より、エギングでの実績が豊富な点を評価したいです。レスポンス性や感度に優れているので、チヌのバイトもわかりやすいかと。
最上位機種には劣るものの、この価格帯にしては初動のもっさり感も少なく思います。
シーバスやライトショアジギングをメインとしていて、稀にチニングをやる程度であれば21フリームスは非常にコスパの良い買い物です。
21アルテグラ 4000
特段おすすめする理由もないのですが、私がこのリールでチヌを軽く100匹は釣っているため紹介します。
XGにしなかった理由は、根掛かりした時に外すパワーがあるからですね。メインフィールドが牡蠣瀬でしたので、多少のトルクは欲しいところです。
3年間酷使しましたが、耐え抜いています(笑)
以上C3000番、4000番の違いからおすすめリールまで紹介させていただきました。迷っている方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。