”究極のスタンダード”と知られるタイドミノースプラットをご存じでしょうか?
120SF、140SFで実釣しましたので、ルアー選びの参考になりましたら幸いです。私はDUOのルアーを5年以上メインで使用していますが、強くオススメできるルアーの1つになります。
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タイドミノースプラットのラインナップやインプレは?
タイドミノースプラットには100SF~140SFのサイズがございます。簡単に纏めると次の通りですね。
サイズ/スペック | 長さ(mm) | 重量(g) | 潜行レンジ(m) |
100SF | 100 | 13 | – |
120SF | 120 | 19 | 0.5~1.5 |
140SF | 140 | 24.5 | 0.5~1.8 |
参照:DUO
120SFと140SFを比較したところ、泳ぎの強さの違いが印象に残りました。120mmはナチュラルに動きますが、140mmのアクションは大きいです。
しかし140SFもスローリトリーブに変えれば激しく動くことはなく、弱った大型ベイトの演出もできますね。
個人的にはドリフトというより、シーバスがいそうなポイントにピン打ちすることが多いです。スローフローティングのためすぐに浮き上がることなく、バイトの間を演出してくれますよ。
120SFとの使い分けとして、140SFは次の場面で使用することが多いです。
①濁りが入ってアピール力が必要な時 |
②秋の大型ベイトパターン |

写真は秋の落ち鮎パターンでの釣果です。小規模河川の堰直下の落ち込みでバイトがありました。
飛距離やレンジは?ジャーキングしないとダメ?
飛距離、レンジ
飛距離は重心移動がついているため十分出すことができます。飛行姿勢もきれいで、横風や向かい風でも失速しづらいかと。
飛ぶルアーとして有名な、シマノのサイレントアサシンと同程度だと思います。
格安ルアーはキャスト時にクルクルと回転して上手く飛ばないことがありますが、タイドミノーシリーズはそういったトラブルもありませんね。
レンジは公式サイトの表記と比較すると、実際にはもう少し浅めを泳いでいる気がします。
例えば140SFは0.8m~1.8mと記載がありますが、私が観察するに1m前後を泳いでいました。(勿論、リトリーブ速度や足場の高さで違いは出てきます。)

ジャーキングしないとダメ?
ジャークで有名なタイドミノースプラットですが、私はただ巻きで使用することが多いです。ジャークしても良く釣れるルアーですが、陸っぱりからのシーバスでは不要な場面もあるかと。

ですので、必ずしもジャークのみが強みのルアーではないと思います。勿論、河川のシーバスでハマることもありますが、スレる可能性も高くなりますからね。
どちらかと言うと柔軟に使い分けることが出来る、オールラウンダーという印象です。

タイドミノースプラットはタイドミノースリムやランスとどう使い分ける?
タイドミノースプラットとタイドミノースリムの使い分け
スリムとはレンジとアピール力の違いで使い分けています。スリムの方がスプラットより浅いレンジをキープするので、同じサイズで少し表層を攻めたい時にスリムを使用することが多いです。
泳ぎもスリムの方がおとなしいことから、ナイトゲームで活躍します。アップからゆっくりとドリフトさせれば、シーバスがスレるのを防ぐことが出来ますね。

タイドミノースプラットとタイドミノーランスの使い分け
ランスに関しては、正直別物と捉えた方が良いです。北海道限定で発売されており、主に鱒用のミノーとして使用されていますね。
ただ巻きはナチュラルなウォブンロールアクションなので、陸っぱりのシーバス狙いにも良いと思います。
しかしどちらかと言うとアクションを交えて、サーフやオフショアキャスティングで使用する方が良いかと。普段のシーバス釣りには少しアピールが強すぎる場面も多いと思います。
ヒラメも釣ることは出来る?
ヒラメも問題なく釣れます。120SFの方が動きもおとなしく反応が良いと思いきや、意外と140SFで釣れることが多いです。やはりサーフでは飛距離が正義になる状況も多いですからね。
ただ巻きでも良いですが、ストップ&ゴーで食わせの間をしっかりと与えるとより良いです。ヒラメに加えて青物も狙うことが出来ますので、マルチに使えるルアーだと思います。
あくまで私はシーバス狙いで使用することが多いですが、サーフの手札の1つとしては良いかと。
タイドミノーでも良いですが、以下の記事で実績多数のルアーを紹介していますので、参考までに。ヒラメオンリーで狙う場合、ビーチウォーカーシリーズがやはり強いです。

タイドミノースプラットのおすすめカラーは?
レッドシャイナー
ゴールド系のカラーですので、アピール力の高さが魅力です。釣れる時はすぐに反応があるカラーですので、早く答えが出ます。
夕まずめのタイミングでシーバスを連発したことがあり、友人と釣果に差を出した経験もあります。連発した要因は夕陽とカラーがマッチしたことでしょうか。
しかし入れ替わりが激しい激戦ポイントではスレるのが早いです。まさに“ハマると美味しい思いが出来るカラー”といったところでしょうか。
玄海イワシ
DUOのルアーを5年以上愛用していますが、とにかくDUOらしいカラーだと思います。一見派手に見えるカラーですが、場面を問わずオールラウンドに使用可能です。
私はデイゲーム、ナイトゲーム問わず頻繁に使用しています。イワシカラーですが、ベイトはイワシ以外でも十分な釣果が出せますよ。
他のベイトに埋もれることもなく、突出した違和感もなく、程よくフィールドに馴染みやすいルアーですね。カラーに悩んだらとりあえずこれ、とオススメします。
以上、タイドミノースプラットを紹介させていただきました。自由な使い方が出来るので”釣れた”より”釣った”を強く体感できるルアーです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。