ロンジンのプレックスをご存じでしょうか?ジョイント型で独特な形状をしていますよね。
複数のラインナップが存在するプレックスですが、その中でも“水面直下”シリーズでシーバスを釣ってみましたので、インプレから使い方まで紹介させていただきます。
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プレックスのラインナップは?
現在、プレックスは4種類に分けて販売されています。プレックスのフローティングタイプが発売された時は話題になりましたね。
種類/スペック | ウェイト(g) | 全長(mm) | 定価(円) |
プレックス フローティング | 4.8 | 85 | 1826 |
プレックス 水面直下 | 7.5 | 85 | 1826 |
プレックス | 10 | 85 | 1826 |
メガプレックス | 18 | 115 | 2178 |
上から順にウェイトも重くなり、潜行レンジが深くなっていきます。
フローティング、水面直下は特にバチ抜けを意識したモデルですが、他のモデルは”幅広いパターンに対応出来るシンキングペンシル”をイメージして設計された製品です。
状況に応じて柔軟に使用できますね。
プレックス 水面直下のインプレは?
色々なパターンで使用しましたが、釣果が一番輝いたのは港湾部で程よくバチが抜けているシチュエーションですね。
特にボイル打ちに対する反応が手持ちルアーの中でも断トツでした。
“シーバスは水面をモゾモゾしているが、何を投げても反応がない”
そういった時に試してみるとバイトがあるかもしれません。
この日も全体的にボイルの割に食い渋っていましたが、それでも5本程度釣れました。

流れが効いていないと流し辛いルアーも多い中、プレックスはリアが動くので潮周りが良くない時でも使いやすいかと。アクションの弱いルアーが完全に見切られている時に試してみると良いと思います。
近年ボイルはあるが口は使わないという状況が増えましたが、渋いコンディションを打破してくれるのは有難いです。
プレックス 水面直下の使い方は?
水面直下シリーズはバチ抜けで使用している方が多いのではないでしょうか。
基本的には他のバチルアーと同様にアップに投げてダウンに流す、という使い方で間違いないと思います。流れがない状況の場合、正面に投げても良く釣れますよ。
次のシチュエーションの時、プレックスを使用することが多いですね。
①バチや他のベイトが混合している時 |
②デッドスローで攻めたい時 |
①バチや他のベイトが混合している時
バチ抜けといっても後半になってくると様々なベイトが混在し、パターンがわからなくなる時も多いですよね。
なんだかんだでバチを食べていたり、手当たり次第捕食していたり、多岐にわたるシチュエーションがあると思います。
こういう状況下でもプレックスは反応が良いです。水面直下はバチ抜けに特化していますが、元々は“何でも釣れるシンペン”がコンセプトですからね。

こちらのシーバスは釣り上げると同時に大量のイワシを吐き出しました。バチは少ないものの、抜けてはいた状況下での一本です。プレックスを何と捉えたかはわかりませんが、難しいコンディションでの貴重な一本となりました。
②デッドスローで攻めたい時
プレックスにも色々な使い方があると思いますが、私はデッドスローで使用することが多いです。特にボイル打ちの際は食わせのポイントがわかりやすいですからね。
リトリーブ速度を上げるとリアが良く動いているのがわかりますが、意外とシーバスの反応が悪かったりします。
基本的にゆったり(バチより少し遅い)くらいの巻きスピードで扱うのが、個人的にはベストだと思っています。
①におけるバチや魚の混合パターンにおいてもゆっくりと巻きで釣っていますので、スローリトリーブの方が無難な場面も多いかと。

メガプレックスと使い分けは?
人によって考え方が違うと思いますが、私は以下の状況でメガプレックスを使います。表層に反応があり、ボイルに届く距離であればプレックスを使用することが多いです。
①飛距離を出したい時
スペック表には記載がありませんが、飛距離に大きく差があります。投げ比べるとわかりますが、メガプレックスは本当によく飛びます。
数あるルアーの中でも相当飛距離が出る部類だと思うので、気になる方は試してみてください。
沖の潮目いたい場合や、飛距離を活かして流芯を狙いたい時にメガプレックスを使用するのが良いかと。

②レンジを入れたい時
メガプレックスは沈みますので、底バチ狙いやボトムについている個体を狙いやすいですね。

実際にサッパで溢れかえったポイントでの一本です。汎用性が高く幅広いシチュエーションで使用出来るので、持っておくと便利かもしれません。
通常のシンペンよりも沈む印象を受けましたので、障害物の多いポイントでは注意してください。
以上、プレックス 水面直下について解説いたしました。バチ抜けでは常に私の一軍ルアーに入っています。最近の食い渋った港湾部で釣果を出したい方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。