最近、チニングも主流になってきましたよね。チヌの数も以前より遥かに増えた気がします。ワームでの釣果も多いですが、バイブレーションの釣果をよく目にしませんか?
本記事では初心者の方にもわかりやすい様にバイブレーションでのチニングを解説いたします。オススメのルアーも紹介しますので、ご参考にしてください。
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バイブレーションでのチヌの釣り方は?ただ巻き?巻スピードは?
まず、チヌがいるポイントに行きましょう。関東であれば、旧江戸川か荒川の河口がメジャーフィールドですね。
バイブレーションに反応するチヌは、根や牡蠣瀬があるポイントでよく釣れます。釣り人が限られたポイントに密集していますので、すぐにわかるのではないでしょうか。
具体的な釣り方は
“根や牡蠣瀬にバイブレーションを当てながら巻いてくる”
これだけです。
ルアーをベイトとして認識させるのではなく、リアクションバイトで狙う釣りですね。根がかり必須にはなりますが、釣れる時はチヌが無数に釣れます。
巻き方に関しては、ただ巻きで大丈夫です。
アクションを入れてもいいと思いますが、根が荒いポイントの場合、ただ巻きの方が根がかりのリスクを減らせると思います。通常より少し早いくらいの巻きスピードが良いですね。
一番重要なことは根や牡蠣瀬にバイブレーションを当てることですので、巻きスピードよりも確実にボトムを攻めることを念頭に置きましょう。
ボトムにバイブレーションを当てつつ、根がかりさせない巻きスピードを意識したいところです。
夜の方がチヌは釣れる?
時期やポイントによっては、夜の方が釣りやすいと思います。
主にバイブレーションでのチニングは6月~7月頃がハイシーズンですが、この時期は日中の干潮時に大きく潮が引いてしまいます。(エリアによって時期が異なるかもしれません。)
水深が浅いポイントでは根や牡蠣瀬が露出してしまい、非常に釣りにくいです。
水深が深いと根がかり率が下がることから、干潮間際でチヌを狙うのであれば、夜の方が釣りやすいのではないでしょうか。
上げ途中や下げ途中で狙うのであれば、時間帯は気にしなくて良いと思います。シーバスは夜の方が釣りやすいですが、チヌで時間帯が気になったことはありませんね。

メタルバイブとバイブレーションプラグではどちらが釣れる?
メタルバイブ(鉄板系)とバイブレーションプラグを比較した際に、どちらの方が釣れるか気になりますよね。
こちらに関して、どちらでも釣れると思います。
状況によって「今日はメタルバイブが良い」などという人もいますが、私は気にしたことがありません。
それぞれタックルボックスに入れておき、両方投げてみるのが良いですね。
しかし、メタルバイブの方が根がかり率が高い気がしますので、私はバイブレーションプラグの方が好きです。
両方とも数百投としてきましたが、鉄板系の方が早く沈むため、根や牡蠣瀬に深く突き刺さってしまいます。
根がかりを減らしたい方は、バイブレーションプラグを多めに所持しておくことがオススメです。

バイブレーションの大きさや重さは?
バイブレーションの大きさに関して、50~90mm程度のルアーを使用するのが良いと思います。チヌは決して口が大きい魚ではありませんので、小さめのバイブレーションの方が反応良いです。
ベイトによってルアーを使い分ける釣りではありませんので、70mm前後を主軸でルアーケースに入れておきましょう。
一番扱いやすいサイズですね。
バイブレーションの重さに関しては、10~20g程度を複数所持することがオススメです。ポイントによって必要な重量が変わりますが、東京の湾奥河川であれば十分だと思います。
その日の潮位によって、ボトムを快適に取れるg数は変わってきます。潮が引いている時は軽めのバイブレーション、潮位がありそうな時は重めのバイブレーションを投げるのが良いです。
根がかりを回避しつつ、ボトムを攻略出来るルアーをチョイスすることが、安定した釣果に繋がります。
オススメのバイブレーションは?
メタルバイブ系・バイブレーションプラグ系を問わず、中華製の安いルアーがオススメです(笑)
このバイブレーションプラグを使用している方は多くいらっしゃいますね。私も軽く100匹以上は釣っています(笑)

もう、気持ち悪いくらい釣れすぎて(笑)
根や牡蠣瀬が多いポイントにバイブレーションを投げるのですから、刺さり具合によっては一投でルアーをロストしてしまいます。
多少動きに違和感があっても、ボトムを攻略出来ればチヌは釣れますので、お金をかけたくない方には中華製がオススメです。(高いルアーを何個ロストしたことか・・・)
とは言えど、やはり国産メーカーのバイブレーションは釣れます。中華製のルアーと投げ比べたことがありますが、渋い時の釣果が大きく変わりました。
コストをかけたくない方は中華製のみでも大丈夫ですが、チヌを確実に釣りたい方は国産のバイブレーションも所持しておきましょう。
メタルバイブであれば邪道の冷音、バイブレーションプラグであればバスデイのレンジバイブがオススメです。
オススメのカラーは?
どの色でも釣れると思いますが、川が濁っているならばチャート系がオススメです。
東京の河川でチニングをするならば、このカラーは確実に所持しておきましょう。

アカキンなどの目立つ色も良いと思います。チヌはあまり目が良い魚ではないので、アピール力が高いカラーは複数所持したいところです。
日によって反応が良い色が変わりますので、先ほど紹介した中華バイブレーションを上手くローテーションするのが効率的ではないでしょうか。

シーバスロッドでも釣れる?タックルは?
私はシーバスロッドを使用していますが、問題なく釣れます。20g前後のルアーを背負えるロッドであれば、特に不自由を感じることはないと思います。
私はシーバスロッドに4000番のリール(PE2号)でチニングをしますが、シーバスのデイゲームにもタックルを流用出来ますので、汎用性が高く便利です。
チニングの外道でシーバスも釣れますので、両方狙いたい方には最適ではないでしょうか。エギングロッドやボートシーバスのロッドでも代用可能です。

初心者の方に関しては、ロッドよりもリーダーの太さに着目しましょう。根がかりと戦うことになりますので、ルアーをロストしたくない場合は30lb程度のラインがオススメです。
フックに関しても、中華バイブレーションの純正品で十分だと思います。強く引っ張ると針先から折れてくれるので、根がかりした際のルアー回収がスムーズです。
錆びや刺さりを重視する方は、がまかつのフックに変えておくと良いですね。
以上、バイブレーションでのチニングについて解説させていただきました。まだトライしたことがない方のご参考になれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。