シーバス

[テンリュウ]スワットSW932S-LMLをインプレ!重い?ベストなリールは?

テンリュウのスワットをご存じでしょうか。数年前に発売された製品ですが、未だに根強い人気を誇ります。

実際に1年以上使用しましたので、使用感などをインプレします。アングラー皆様の参考になれば幸いです。

製品の閲覧と購入ができる様にamazon/楽天市場の広告リンクを設置していますので、気になった方はチェックしてみてください。

スワットSW932S-LMLのインプレは?

飛距離、使用感など

大規模河川での遠投に関して、飛距離は申し分ないです。ガチガチのロッドではないので7センチのルアーでも、しなりを使えばよく飛びますね。

9ft3inと少し長めのロッドになりますが、小規模河川でも使っています。コントロールしやすい類だとは思うので、川幅の狭い支流や水門などのピン打ちも慣れれば容易です。

適正ルアーウエイトも35gまで対応していることから、少し重量のあるミノーなどもフルキャスト出来ますよ。

オールマイティに使用できてクセのないロッドだと思います。

魚と対峙した感想

フッキングが気持ちよく決まることに加え、バラしも相当少ないです。

突然のバイトもしなりにより弾かず、シーバスの口を捉えます。ロッドにハリがあるので、シーバスを寄せる力も十分です。“期待通りの天龍のロッド”といったところでしょうか。

強い引きでもロッドが衝撃を緩衝してくれるので、フックが伸びることも少ないです。曲げて取る、楽しい釣りが体現できる1本かと。

テンリュウのスワットSW932S-LMLで釣ったシーバス

こちらは大規模河川上流での落ち鮎パターンでの1本でして、ルアーはゴリアテハイになります。

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瀬の終わりにできたヨレに向かってアップクロスから流したところ、強烈なバイトがありました。

フッキングが綺麗に決まればエラ洗いのバラシを減らせるので、キャッチ率が上がります。

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スワットSW932S-LMLに合うリールは?

23ストラディック

番手:C3000~4000番

前モデルに比べ、耐久性、巻き上げ力、ドラグ性能が向上しています。実売価格も2万円台なので、性能を考えるとコスパは最高かと。

正直、このクラスのリールで十分にランカーも対応出来ます。

自重は3000MHGで245gと上位機種に比べるとやや重めですが、個人的には丁度良く思います。SWATとのタックルバランスを考えると、少し自重のある機種の方が使いやすいので。

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24セルテート

番手:LT3000、LT4000-C

剛性の高さが今までのモデルから代名詞になっています。ダイワの最新技術が詰め込まれた今作は、大型シーバスとのやり取りがより快適になりました。

特に巻き心地が最高なので、シルキーさを楽しみたい方に良いかと。歴代セルテートを見るに、オーバーホールしながら大切に使用する人が多い印象です。

“長く使いたい”と思わせてくれるリールなので、個人的にもかなりオススメです。

22カルディアSW 5000D-CXHの画像
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24ツインパワー

番手:C3000~4000番

こちらも迷いなくオススメできます。

巻き心地はセルテートの方が良い印象でしたが、24ツインパワーのシルキーさは素晴らしいです。

思わず声が出てしまいました。

トルクもあるリールなので、スワットをぶち曲げながらパワフルファイトしたい方に向いています。

ロックフィッシュでの実釣インプレ記事がございますので、参考までに。

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スワットは折れる?

魚をかけてから「ロッドが折れるかも。」と思った経験は一度もありません。新素材CNTの使用などにより、従来モデルと比べて強度も進化していますからね。

ブランクスに傷がないことが前提ですが、曲がりもきれいで負担が一ヶ所に集中している感覚もありません。

適正ルアーウエイトを守り正しい使用方法をしていれば、折れることはないと思います。とは言ってもロッドは繊細なので、次のことは避けましょう。

①車載時はロッドホルダーを使用する
②保管時はティップカバー装着する
③高温になるため、夏場の車内に置いたままにしない

他の天龍のロッドも折れたことはありませんが、2年以上使用するとコシがなくなる感覚はありました。個人的には折れるより先に、ハリのなさや青錆が発生すると思います。

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自重が気になる?重い?

1年以上使用していますが、そこまで重いと感じたことはありません。

軽量を謳っているモデルと比べると多少重さは感じるかもしれませんが、リールを付けた際の重心位置の問題ではないでしょうか。

ある程度自重のあるリールと合わせることで、手元に重心が寄るので快適になると思います。

最近は“軽いほどいい”という風潮がありますが、結局のところタックルバランスだと思います。軽量に特化していないロッドでも、リールに重量があれば安定したリトリーブに繋がりますので。

軽量ロッドを買うと、合わせるリールが最上位機種のみになることもしばしば。

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スワット922S-M、972S-MLと悩んだら?

釣行エリアによって使い分けるのが間違いないと思います。私は遠投からピン打ちまでオールラウンドに使用したかったので、932S-LMLをチョイスしました。

特徴の違いは次の通りです。

922S-Mパワーゲーム向けで2oz近くのビックベイトも使用可能です。繊細な食わせから強引なファイトに持ち込めるロッドです。
972S-ML遠投性能上げたモデルで大規模河川やサーフなど遠投が釣果に直結するエリアで力を発揮します。

932S-LMLはロッドとしてのパワーはありますが、ビッグベイトは正直厳しいです。またサーフ専用となると、長さが少し足りなく感じます。

1つに尖った釣りするのであれば922S-Mと972S-ML、色々なエリアで兼用したいのであれば932S-LMLにするのが間違いないかと。

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以上、天龍のスワットについて解説いたしました。ロッド選びの参考になれば幸いです。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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監修
luresonic編集部
元釣り具屋店員や釣り雑誌編集者、遊漁船船長など知識豊富なアングラー陣で運営中。ルアーフィッシングを初心者でもわかりやすい様に解説いたします。依頼等ございましたら、ページ下部からお気軽にお問合せください。