シマノのゲーム タイプJですが、グラップラーBBやオシアリミテッドと悩む方も多いのではないでしょうか?
実際に船上で使用してみましたので、インプレからシャクリやすいジグウェイトまで紹介させていただきます。
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20ゲーム タイプJのスペックは?マグロは?トンジギ?
スペックは以下の通りです。それぞれ8番まで硬さがあるので、幅広い魚種に対応することが可能です。
番手/スペック | タイプ | maxジグウェイト(g) | 目安ターゲット重量(kg) | maxライン |
S64-1 | スピニング | 150 | ~8 | 2.5 |
S64-2 | スピニング | 160 | ~10 | 2.5 |
S60-3 | スピニング | 180 | ~12 | 3 |
S64-3 | スピニング | 180 | ~12 | 3 |
S510-4 | スピニング | 210 | ~15 | 4 |
S62-4 | スピニング | 210 | ~15 | 4 |
S510-5 | スピニング | 250 | ~20 | 5 |
S56-6 | スピニング | 300 | ~25 | 6 |
S56-7 | スピニング | 350 | ~30 | 8 |
S56-8 | スピニング | 400 | ~40 | 8 |
B60-2 | ベイト | 160 | ~10 | 2.5 |
B60-3 | ベイト | 180 | ~12 | 3 |
B60-4 | ベイト | 210 | ~15 | 4 |
B60-5 | ベイト | 250 | ~20 | 5 |
B60-6 | ベイト | 300 | ~25 | 6 |
B60-7 | ベイト | 350 | ~30 | 8 |
B60-8 | ベイト | 400 | ~40 | 8 |
参照:シマノ
マグロに関してはサイズと水深によりますが、6~8番が良いですね。ビンチョウマグロであれば6番で余裕かと。
8番はガチガチなロッドなので、ベイトタイプであればオシアジガー4000番でゴリ巻きするのが丁度良いと思います。ビンチョウマグロはおそらく瞬殺ですね。
20ゲーム タイプJ S62-4のインプレは?青物に最適?
ブリクラスの大型青物が相手でも快適なファイトができました。柔軟で強靭なブランクス設計なので、引きを受け止められるパワーと柔軟性を両立しています。
特に以下の点が印象的でした。
①反発力のあるパリッとしたブランクスながら、しっかりと曲がり込むこと |
②動きが鈍ったら、バットパワーでブリクラスも余裕で浮かせられること |
青物の急な走りも柔軟にいなすため、竿がしっかり仕事をしてくれますね。ロッドの力を使って魚を釣りたい人には、かなり扱いやすさを感じると思います。
細身のブランクスなので不安を感じるかもしれませんが、スパイラルXコアとハイパワーXを採用しているためパワフルです。
正直なところ、思ったよりも力強さを感じました。ロッドを曲げながらブリの数釣りを楽しめるロッドです。
逆にヒラマサやカンパチなど根に突っ込む魚を相手にする時は、最初に浮かせるのが難しいかもしれません。あくまでメーター級をボトムでかけた時の想定ですが、強引に根から引き剥がすロッドでもない気がします。
アベレージクラスであれば問題ないですね。そもそも着ドンで大型をかけた場合、どのロッドでもキャッチするのは難しい気がしますが。
ジグの操作性は?適切なジグウェイトは?投げれる?
シマノロッド特有の反発力を感じました。細身の設計ながら復元力が抜群なので、軽量かつジグの操作性は良いです。
ハイピッチジャークで誘うのは勿論、緩急をつけたアクションも問題ないです。基本に忠実なクセのないロッドだと思います。
スペックもスタンダードなジギングロッドなので、150g~200g前後が快適にしゃくりやすかったです。
アクションした時はスパッと空気を切り裂くような感覚がありました。ジグが飛びすぎることはなく、少しキビキビとした動きをしているかと。
アンダーキャストは200g程度なら問題なく放り込むことができましたよ。正直、想像より重量あるジグをキャストできました。
しかしMaxウェイトを上回るジグを使う場合、反発力は十分に活かせていないと思います。
実際に200gを超えてくると、キビキビとジグが動く感覚はしませんでした。シャクリ方によって差が出る部分ではありますが、あまりジグは動いていないですね。
どのアクションにその日の魚が反応するかはわからないですが、適正ルアーウェイトの範囲で取り扱うのが無難だと思います。
21グラップラーBB タイプJ、オシアリミテッド タイプJと悩んだら?
年間通じて数回しか乗船しないのであれば、迷わずに21グラップラーBBを推奨します。
ゲームタイプJと比較して少しダラっとしていますが、活性が高ければ問題なく釣れますからね。
ブリクラスでもグラップラーで余裕です。店頭で触っても良く違いがわからないレベルなので。
とはいえど渋い時に釣果の差は出ると思います。船中で1人だけ数多く釣る人がいますが、やはり細部までタックルにこだわっている方が多いですね。
実釣場面においても、上位機種はロッドとジグがより馴染んでいる感覚があるかと。
つきましてはオフショアジギングをメインで行かれる方には、オシアジガーリミテッドの方を推奨します。より高感度でカーボンがへたらない強いブランクスを兼ね備えていますので、長い間快適に使用できますしね。
ゲームタイプJは適度な頻度で行かれる方向けです。グラップラーBBよりもシャクリ心地が良いですし、程よい満足感を得られます。
シマノの価格設定は本当に上手いです。
20ゲーム タイプJ S62-4に合うリールは?
21ツインパワーSW 8000PG
駆動ロスを減らすインフィニティドライブ、強靭な金属素材のXリジッドローターを採用しています。巻き取り力が高いため、反発力が高いブランクスを活かすことが可能です。
魚をかけた際はロッド復元力で耐えながら、パワフルにファイトすることが出来ます。
強引なファイトをしても全く問題ないので、魚との決着を早くつけたい方にオススメです。以下の記事で詳しくレビューしていますので、参考までに。
21セルテートSW 8000-P
前モデルのキャタリナと比較して、大幅に巻き心地が違います。本当にキャタリナを使用したくなくなるレベルで進化を遂げたリールです。
ドラグ音も気持ちよく、大型魚とのがファイトは最高です。色々なリールを触りましたが、直近で一番お値段以上に感じました。
150g前後のジグを扱いやすい番手なので、相性良いと思います。こちらも以下の記事で詳しくレビューしていますので、参考までに。
19ステラSW 8000PG
先述しましたツインパワーSWもセルテートSWも十分な性能がありますが、やはりステラは違います。
シルキーな巻き心地でありながら、剛性面の安心感が違います。オフショアの頻度が多く、長期的に使用したい方にはステラを推奨します。
また、仮に売りに出す時も値落ちしないのが魅力です。釣り具屋に行くとわかりますが、型落ちモデルでも良い値段がします。
頻度や目的に合わせてベストなリールを選ぶと良いですね。
以上、ゲームタイプJを紹介いたしました。非常にスタンダードで扱いやすいジギングロッドだと思いますので、是非とも試してみてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。