サワラキャスティングにブレードジグは必須になりましたよね。実際にサワラ船に乗ると
「ジグは〇〇じゃないと釣れない」「サワラは早巻きすれば何でも釣れる」
など色々な意見を耳にしませんか?
自身の釣果や周囲の評価を踏まえたうえで、良く釣れるブレードジグを3種に厳選しましたのでご参考までに。
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サワラにおすすめブレードジグ4選!
<シャウト>ブレードショーテル
値段も非常に安価ながら、ブレードだけがプルプルと震える綺麗なアクションをします。
格安のジグや中華ルアーは本体が不規則な動きをすることが多々あるのですが、ブレードショーテルは安定した姿勢で泳いでくれます。
使い方に関して、通常のブレードジグと同じ使い方で大丈夫です。次の2点を意識しておきましょう。
①徹底した早巻きを心がける |
②手元を固定して、竿を揺らさない |
特にベイトがメタルマジックより大きく、サワラの反応が悪い時に使用すると良いですね。周りがメタルマジックで釣れていない時に投げると、一人勝ち出来るかもしれません。
カラーに関してはピンクゴールドやレッドゴールドピンクゼブラがオススメです。
ブレードショーテルについて詳細に記載した記事がございますので、是非。徐々に知名度も上がり、西日本では使用する人が増えてきましたね。
<アクアウェイブ>メタルマジックTG
サワラ釣りの王道ですね。東京湾ではメインタックルのみならず、サブタックルにもメタルマジックTGをセットする釣り人を数多く見てきました。
“サワラといえばメタルマジック”というアングラーも多いこのルアーですが、やはり知名度相応によく釣れるルアーです。シーバス界のVJ的存在でしょうか。
特に、ベイトがシラスサイズの時に大活躍しますね。ベイトがあまりにも小さいとミノーは使い物にならず、他のブレードジグにも興味を示さない状況が多々ありますので。
また状況によってはベイトが大きい時にも反応が良いこともあり、迷ったらメタルマジックを購入するのが間違いないと思います。
釣りで小は大を兼ねるシチュエーションはよくありますからね。(ベイトサイズによって使い分けるのがベストだとは思いますが)
カラーはお好みで何色でも釣れると思います。
<メガバス>マキッパ サワラチューン
近年サワラ船で使用する人が減ったように見えるマキッパですが、未だに良く釣れるルアーだと思います。
特にフォール中に多くのヒットがあることは楽しみの一つですね。ボトムまでジグを落としている最中にラインが出ていかない(ヒットしていた)という経験が一番多いルアーです。
早巻きに疲れた時にマキッパを投げてみるとワンチャンスあるかもしれません。
勿論、高速で早巻きしても良く釣れます。カラーに関しまして、UVアカキンが私の中で多くの実績があるためオススメです。
<シマノ>アオモノブレード
こちらはショアからの実績があるルアーになります。本体がブレずブレードのみが揺れるので、サワラ好みのアクションを演出可能です。
横風に少し弱い気がしますが、向かい風は問題なく飛距離を出せました。ただ巻きは勿論、こちらもフォールでの集魚力が高いルアーになります。
ブレードチューンは自作出来る?
色々な作り方があると思いますが、私が自作する時はスイベルの両サイドにスプリットリングをつけ、フックとブレードをぶら下げています。
メーカーを真似る形でボールベアリングスイベルを使った方が良いのかもしれませんが、私は船上での手返しの良さを考慮してこのやり方にしています。
ボールベアリングタイプのフック交換は時間がかかりますからね。時合いの時のフックやブレード交換は素早くしたいものです。ちなみに、通常スイベルでも問題なくメータサワラを釣り上げています。)
※左通常スイベル、右ボールベアリングスイベル
サワラ用ブレードジギング(オフショア)のタックルは?
ロッド
7ft前後で50~60gまで背負えるオフショアキャスティングロッドが良いですね。
アクションは不要でただ巻き主体の釣りになりますので、ロッドの操作性はそこまで気にしなくてよいかと。
パックロッドで持ち運びもしやすく、キャスト性能も高いヤマガのアーリー・フォーモバイルはブレードジギングに使用しやすかったです。実釣インプレ記事もありますので、参考までに。
ミノーとブレードジグを併用するのであれば、ダイワのアウトレイジBRがオススメです。ミノーの操作性に加え、大型と対峙するパワーを十分に保持しています。
実際のファイトシーンですが、クセがなく使いやすかったです。メーターサワラをかけているものの、周囲を巻き込まず楽々と上がってきました。
ボートシーバスロッドで代用することも可能ですが、メーターを超えるサイズがかかるとファイトに時間がかかるので、大型が釣れる海域ではオススメしません。
左右に長時間走られるとお祭りだけでなく、隣の釣り人のラインもカッターしてしまう場面もしばしば。
逆にサゴシやサゴラに対してオフショアキャスティングロッドは少し硬いですね。バレる確率が上がるため、ボートシーバスロッドの方が釣りやすいのではないでしょうか。
ご自身の釣りをする海域を想像しながら、ロッドを選ぶのが間違いないです。私が釣りをするエリアでは幅広いサイズが釣れますので、両方船に持ち込むようにしています。
リール
こちらもミノーを扱う釣りと同様に4000~5000番のリール(hgかxg)があれば十分です。4000番であればシーバスリールとの兼用が出来ますが、5000番の方が安心だとは思います。
価格に関しては10000円前後のリールでも十分にサワラを取れますが、リールが長持ちしないかもしれません。
実際に使用した上での印象ですが表の様なイメージとなります。
リールに対する負荷は相当かかる釣りなので、重いブレードを扱うに連れて相応のリールは必要になるかと。
g数 | リール名称 |
重さ問わず入門機やサブ機 | BG SW,スフェロスSW |
20~40g | カルディアSW,ストラディックSW |
50~60g | セルテートSW,ツインパワーSW |
実際にカルディアSWで60gのジグを投げましたが、水圧に負けている感覚がありました。(軽いだけに引き抵抗を感じてしまいます。)
ほとんどの海域はこのクラスで十分だと思いますが、40gより重いジグを投げる場合はワンランク上のリール(セルテートSWやツインパワーSW)を推奨します。
メインライン・リーダー
メインラインはPE2号、リーダーは30~40lbを準備すれば十分です。
たまに極太のリーダーやワイヤーをつけている方もいますが、サワラの食いが落ちるので細めの方が無難だと思います。
サワラカッターは怖いかもしれませんが、何を使っても切られる時は切られますからね。また、巻きスピードを落とした時やフォール中に切られることが大半ですので、高速で巻いていればリスクは減らせるかと。
ブレードジグのフックはどうすればよい?
一度使用すると錆びてしまうフックも多く、どのスペアフックを選べば良いのか悩みますよね。また錆びてなくても刺さりが悪くなっていることもあり、ブレードジグは頻繁にフック交換をする必要があります。
一番良いのは使い捨て覚悟で純正のスペアパーツを使用することですね。アクションが崩れる心配をする必要もなく、安心して使用することが出来ます。
ミノーと比較してもブレードジグはバラす確率が高く、サワラを逃すリスクを最小限にとどめたいものです。
金銭的に引け目を感じるようであれば、ノーブランドの格安品でも十分ですよ。私はこちらのフックで数多くのサワラを釣ってきましたので。
釣行毎にフックを替えることの方が重要だと思います。
以上、厳選しながらおすすめのブレードジグを紹介しました。その他の知識もご参考にしていただけますと幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。