今更ですが19グラップラーCTを紹介します!新作の24グラップラープレミアムを購入しようと思うも、少しでも値段を抑えたい方も多いのではないでしょうか?結構値下げされていますよ。
実際に2年間使用しましたので、インプレから他機種と悩んだ時のアドバイスまで記載します。
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19グラップラーCTのラインナップや糸巻量は?24グラップラープレミアムと悩んだら?
19グラップラーCTのラインナップは以下の通りです。
サイズ/スペック | 巻き取り量(cm) | 自重(g) | 最大ドラグ力(kg) | pe糸巻量(号-m) |
150XG(右巻き) | 81 | 255 | 5 | 1-330,1.5-200 |
151XG(左巻き) | 81 | 255 | 5 | 1-330,1.5-200 |
1つの番手しか存在しないためシンプルですね。ちなみに24グラップラープレミアムの番手も同様に1つしかありません。
24グラップラープレミアムから搭載された注目すべき新機能は次の3つですね。(18グラップラープレミアム、19グラップラーCTにない技術です。)
機能 | 概要 |
①25gの軽量化 ※18プレミアムモデルとの比較です。 | HAGANEボディのまま軽量化 |
②New フォールレバー採用 | 使用感の向上 |
③巻き上げ距離アラーム搭載 | 設定距離の倍数で3回まで音が鳴る仕組み |
個人的にフォールレバーをそこまで使用することはないので、軽量化が一番嬉しいですね。18グラップラープレミアムからボディ素材を変えずに軽量化しているので、確実に良い改善だと思います。
アラーム搭載に関しては音で判断できる機能は便利ですが、直接目で見て確認したい方には恩恵が少ないかと。雨でカウンターが見にくい時には役立ちますね。
金額差は1万円以上ありますが、18グラップラープレミアム、19グラップラーCTは発売から5年以上の年数が経過しています。
これを機に最新機種もいかがでしょうか。当面、モデルチェンジもないと思いますよ。
19グラップラーCT 150xgのインプレは?
魚とファイトした感想
主にサクラマスジギングや根魚ジギング、青物ジギングに使用しましたが、ゴリ巻きで快適なやり取りができました。
しかし大型のブリクラスがかかるとドラグはズルズルと出されます。あくまで最大ドラグが5キロですので、パワフルなリールではありませんからね。
逆にサクラマスなど身切れがしやすい魚などには、非常に向いていると思います。
必要以上にドラグが利かず、バラしやすさの軽減に繋がりますので。この日もコンスタントに釣ることが出来ました。
”パワフルで青物ジギングを専門とするリール”ではなく“ライトジギング全般を万能にこなせるリール“といったところでしょうか。
巻き心地、使用感
水深50m~100m前後のポイントで使用しましたが、巻きを重く感じることもなく快適です。滑らかさが売りのリールではありませんが、使用していて巻きに不満を感じることはないかと。
シャクリ心地に関してはコンパクトボディながらパワーハンドルを採用しているので、ハイピッチにシャクリやすいです。エクストラハイギアですので、比較的早いピッチでジグを操作できますよ。
実際に100g~120g前後のメタルジグを船上で使用していましたが、腕が疲れることなく快適でした。
加えてフォールレバーが採用されているので、巻きの釣り以外にも使用出来ます。根掛かりを防止する、フォール速度を調整して魚を誘うなど幅広い場面で活躍しますね。
ドラグ性能が良くない?弱い?カウンターの精度は?
先述した通り最大ドラグ力が5キロとパワフルなリールではありませんので、不意の大型魚が掛かった場合はドラグを出されっぱなしになる場面もしばしば。
大型の青物も釣れるジギングでは少し心もとない印象がありますね。
しかしこれはドラグ性能が悪いというより、単純にドラグ力が弱く巻ききれていないだけな気がします。
パワーが要求される場面ではやり取りに工夫が要求されますが、サクラマスやロックフィッシュで苦戦することはないかと。こちらの大型アイナメも余裕で対応出来ました。
中型や小型魚を何匹も釣り上げていますが、“ドラグ性能が悪く魚をバラした“という経験は今のところありません。
カウンターに関しても2年程使用していますが、誤差はほとんどありません。個体差はあるかもしれませんが、表示が見辛くなるといった故障もありませんので優秀かと。
船上で大量の海水を浴びていますが修理に出した経験はありませんので、安心して使用できるリールだと思います。
21バルケッタや18グラップラープレミアムとの違いは?悩んだらどうする?
19グラップラーCTと21バルケッタで悩んだら?タイラバは?
この2機種は値段もさほど変わりませんし、難しいですよね。
グラップラーCTの強みとして、フォールレバーが採用されており落下速度を調整することが出来る点です。
鯛や青物はフォールでもよく反応するので、上手く活用すればヒットチャンスが増えますね。加えてラウンド型ハンドルでテンポよくアクションすることも出来るので、早巻きとフォールの両対応しているのが強みです。
対して21バルケッタは豊富なラインナップが魅力ですね。300番モデルもあるので深場にも対応出来ますし、色々な釣りにも兼用できます。
重量自体も150番比較で60gほど軽いですし、300番と比較してもバルケッタの方が軽いです。
つきましては以下の使い分けはいかがでしょうか。
ジギング | 19グラップラーCT |
イカメタルやタイラバ、餌釣り | 21バルケッタ |
重さ相応にタックルバランスを取りやすいのも確かなので、やはりジギング主体ではグラップラーCTを使用したくなりますね。
逆にイカメタルなど繊細な釣りでは最大限までライトにしたいので、グラップラーではなくバルケッタになります。また、バルケッタの方が色々な餌釣りにも兼用で使用している方が多い印象です。
加えて150番比較ではハンドル形状も異なりまして、ダブルハンドルを採用しているバルケッタの方がタイラバやティップランなどにも使用しやすいかと。
性能差はほとんどないかもしれませんが、ジギングかその他かでわけるのはいかがでしょうか。
19グラップラーCTと18グラップラープレミアムと悩んだら?
グラップラープレミアムのみに搭載されている機能は以下の2つです。
①マイクロモジュールギヤ搭載 |
②ベアリングの個数が多い |
さほど釣果に差は出ないかもしれませんが、巻き心地は軽くなります。
現在は24グラップラープレミアム発売につき18グラップラープレミアムが値下げされていますので、これを機に購入するのはアリですね。
青物をかけても問題ない?ブリも対応できる?
このリールはライトジギング仕様なのでブリ相手には不向きです。リール自体のギアやボディが大型青物相手を想定して作られていませんからね。
しかし全ての青物に使用できないというわけでなく、ハマチクラスなら余裕です。
仮に大型青物でも時間かけて、丁寧にやり取りをしていけば対処できます。(このサイズは流石に大変でしたが)
ですので、事前に釣果を見てどのサイズの青物が釣れているかを把握することが無難かと。大型が最初から釣れることがわかっているのであれば、より大きい番手を使用しましょう。
出来ればブリ中心となると22オシコンの300番を推奨しますが、少しでも費用を抑えるのであれば17グラップラーの300番でも対処できます。(パワーは落ちますが、値段はほぼ半額です。)
以上、19グラップラーCTを紹介いたしました。ライトジギングでは非常に扱いやすいと思うので、検討してみてはいかがでしょうか。カウンターもついているので他の釣りと兼用できますね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。