オフショア(船釣り)を始めるにあたり、ジグケースをどのタイプにするか悩みませんか?
プラスチック系からジグバッグ系、メッシュ系等、複数の種類がございます。
経験を元にそれぞれのケースのメリットからデメリットまで記載したので、ジグケース選びの参考にしていただけますと幸いです。
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ジグケースのタイプ別の特徴やメリット・デメリットは?
プラスチック系
いわゆる“ルアーケース“という形状をしているので、多くの方が最初にイメージすると思います。ショアの釣り(シーバス等)でこちらのケースは定番ですね。
一番の特徴として挙げられるのは、手返しの良さでしょうか。蓋を開くだけですぐにジグを付け替え可能なので、時合いを逃したくない方に向いていると思います。
その反面、衝撃には弱いです。
つきまして、ケースを踏んだり、強くぶつけた場合は破損する可能性がございます。
海の荒れ具合によっては、立つことさえ危うい場面もあります。そういった状況で使用する機会が多い方は避けた方が良いかもしれません。(船上で出しっぱなしにする場合)
主なメリットとデメリットを纏めました。
メリット
①価格がお手頃な製品が多い。 |
②交換作業が苦にならず、扱いやすい。 |
デメリット
①外部からの衝撃に弱い。 |
②重いジグを複数収納すると、耐え切れずに破損する可能性がある。 |
プラスチックケースはプラグの収納には最適です。ジグの場合、軽めの製品の収納にしておきましょう。
ジグバッグ系
ジグバッグ系はルアーを一つずつ収納出来ることが特徴として挙げられますね。ジグを取り替える時に、欲しいジグを即座に発見したい方に向いていると思います。
メリット
①ロールタイプであれば、非常にサイズ感がコンパクトになる。 |
②必要なジグを簡単に見つけることが出来る。 |
③フック(フロントのみ)であれば、つけた状態で収納可能。 |
デメリット
①収納できるジグの個数に限りがある。 |
②よく水洗いをしないとケースが錆びてしまう。 |
メッシュバッグ系
メッシュバッグは丸洗い出来る事が特徴です。
隙間から水が落ちていきますので、乾燥の速さも魅力的ですね。
ジグバッグ系でも丸洗いは可能ですが、ジグ間の細かい隙間まで綺麗に洗い流そうとすると、少し労力がかかります。
メッシュ系であれば簡単に綺麗になりますので、塩分を残さないことを重視している方に向いていますね。
メリット
①ジグを多数収納可能。 |
②綺麗に塩を洗い流すことが出来る。 |
デメリット
①必要なジグを探すのに時間がかかる場合がある。 |
②フックをつけたままの状態では絡まる可能性がある。 |
私はこのメッシュ系が好きですね。丸洗いで綺麗になるので、船上で潮を被り続けても不安なく釣りすることが出来ます。
ジギング(セミロングやロングジグ)の収納に向いているのは?
ジグバッグ系かメッシュバッグ系がオススメです。プラスチック製で釣りすることも可能かもしれませんが、100g以上のジグを複数入れると破損するかもしれません。
実際にジグバッグとメッシュバッグにジグを入れてみます。
ジグバッグ
ダイワのTPジグラップ(A) ロング ブルー(約32×36.5)であればセミロング~ロングを収納することが出来ます。写真の通り、フロントフックのみであればつけたまま収納出来ます。
ウロコジグの450gが丁度よく入るサイズ感です。
メッシュバッグ
エイチ・ワイ・エス 日吉屋(HYS)のウォッシュギアポーチを元にメッシュバッグの実際のサイズ感もお見せします。他製品を購入する場合でも、サイズ感が参考になれば幸いです。
青色(20 x 13.4 x 7.9cm)はダイワのFK jig(200g)が丁度よく入るサイズですね。
赤色(25.6 x 15.4 x 9.7cm)はゼスタのフレア(200g)が余裕で入ります。
ダイワのメッシュバッグで近しいサイズはこちらになります。
オレンジ色(30×11×10cm)はウロコジグの450gが丁度よく入ります。
ダイワのメッシュバッグで近しいサイズはこちらですね。
SLJ(ショートジグ)の収納に向いているのは?
どのタイプでも収納できると思いますが、私の一押しはリバーシブルタイプのジグケースです。
2層構造に加え、個別収納できる優れものですね。(裏側にもジグを収納出来ます。)
更に、穴が開いているので丸洗いも可能です。
私は表側に軽めのジグ、裏側に重めのジグを入れる形で表裏を使い分けています。個別収納が可能なだけでなく、ジグの位置もイメージしということですね。
百均のケースは使える?
使えないことはありませんが、破損する可能性は高いと思います。取っ手の部分が非常に軟弱であることに加え、嵩張るので非常に用途は限定的だと思います。
踏みつぶすと一撃で潰れてしまうと思いますので、船上での使用は避けた方が良いのではないでしょうか。(船上で出しっぱなしにする場合)
しかし、限定的ではありますが有効活用できる場面もございます。
それは、タックルボックスに入れた状態での使用です。
ジグを交換する度にタックルボックスを開く方には良いかもしれませんね。
100均の工具箱であればジグの重量に耐えることは出来ますが、見た目がジグケースではなく工具箱です(笑)
以上、オフショアに最適なジグケースを考察してみました。それぞれの特徴を元に、ジグケース選びの参考にしていただけたらと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。