タイラバのヘッドは無数に販売されていることから、どれを買うか悩みませんか?また、中華ヘッドの実績が気になる方も多いと思います。
私は現役でタイラバ船の船長をしていますので、長年の実績からおすすめヘッドや中華製品について解説しますね。
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タイラバのヘッドは何でも良い?鉛でも釣れる?
結論から言うと「ヘッドは何でも良い」です。底さえ取れれば釣れます。
極端な話、オモリで代用しても問題ありません。
しかし、ヘッドによって釣果が分かれることもあります。タイラバヘッドの世界にはタングステンという材質がありますが、非常に人気なのは皆様の知る通りかと。
それだけ需要があるということは“タングステンの使いどころ”はあるということです。
冒頭に「ヘッドは何でも良い」と言いました。
無難に釣る分にはその通りです。
でも・・・
1尾でも多く釣りたいと思いませんか?
他人よりも多く釣りたいと思いませんか?
誰も釣れてないのに自分だけ爆釣したいと思いませんか?
答えはタングステンの世界にあります。
タイラバヘッドにタングステンは必要?なぜ?
結論「必要」です。
鉛では反応がイマイチの時に、タングステンに反応が良い時があります。でも、その逆のパターンは過去の実績で一度もありません。
私の持論として、タングステンの最大の武器はシルエットを小さく出来るという点です。
鉛よりも比重が大きく、同じグラム数でも大きさが約2/3です。見比べるとかなり違います。
ではなぜサイズが武器なのか?
それは魚が主に反応しているのはネクタイの部分だからです。
ヘッドはどちらかというと異物で、魚に違和感を与える要因になりかねません。小さければ小さいほうが有利になるのです。
またフォールスピードの早さも魅力に思います。微妙な差にはなりますが、シビアな状況下では釣果を左右する大切な要素ですので。
中華の激安タングステンでも釣れる?
中華製の激安タングステンでも勿論釣れます。むしろ釣果は国内有名メーカーのものと大差ありません。
ですので、特にこだわりがないなら中華激安品を買うのはアリです。むしろ国産タングステンは高すぎるので、中華の方が圧倒的にコスパは良いかと。
根がかりを恐れずに使用出来ることから、積極的なアプローチも可能ですからね。中には国産品の約半額で売られているヘッドもありまして、鉛ヘッドとあまり変わらない金額で買えます。
下手にケチって国産の鉛を買うより幸せなこともしばしば。
ヘッドの選び方に関して、鉛・タングステン問わず次の選び方をオススメします。
メーカー品 | デザインや安定したクオリティを重視する場合 |
中華品 | 価格を抑えて機能面だけカバーしたい場合 |
これで後悔することは少ないと思われます。あくまで中華品になりますので、過度の期待は禁物です。
中華は稀に変なのが混ざっていますので、その点国産は安心して使用できます。
タイラバにおすすめのヘッドは?(鉛)
シマノ 炎月 ラクチェンバクバクヘッドR
ただの鉛ヘッドではありません。
“色を変えたい”
“重さを変えたい”
そんな時、ラインを切る手間がかかりますよね。そんな悩みを解決するのがこちらのヘッドです。
なんとこの製品はパカっと二つに割れます。
そのためヘッド交換が非常に簡単ですよ。慣れれば10秒ほどであっという間にヘッド交換が完了します。この手返しの良さは大きなアドバンテージになりますし、釣りがストレスフリーになるかと。
実際、釣果にも直結するのをよく見ます。状況に合わせて重さをこまめに変えるお客様は、やはり良く釣りますからね。
デザイン性、機能性どちらをとっても良いヘッドなので、鉛はこのシリーズで揃えている方も多いです。
関門工業 鯛玉おもり
無塗装品のヘッド素材です。
“そんなので釣れるの?”
と疑問に思った方、ご安心ください。
ちゃんと釣れます。
さて、驚愕のコスパについて12号(45g)を例に数字で見てみます。
1袋23個入で諭吉さん2枚です。1個あたり100円を切りますので、費用だけ考えると最強かと。
デメリットはラインを通す穴にバリがあるので、手入れが必要なことです。これをしないとライントラブルの原因になります。
格安品にはなりますが実績がございますので、スプレーで塗装してかわいがってあげてください(笑)
※g数換算の計算式
1号あたり3.75gで計算が出来ます。(10号=37.5g 15号=56.25gなど)
タイラバにおすすめのヘッドは?(タングステン)
ジャッカル TGビンビン玉 スライドヘッド ネオ
タングステンヘッドで一番重要なのは”サイズの小ささ”です。このヘッドは球形状なので、非常にコンパクトなシルエットをしています。
魚に与える違和感を減らすことが出来るので、釣果が伸びますよ。どの海域でも非常に人気なヘッドですので、売られているのを見かけたら買っておきましょう。
デザイン性が高いのも魅力です。丸く目も大きいので、使っていると愛着が湧いてきます。
またカラーバリエーションも豊富なので、お気に入りのヘッドを数種類持っておくと良いですね。
中華製タングステンヘッド
先述しましたが、コスパ重視であれば中華激安品を使うのも選択肢の1つです。アマゾンなどのネット販売で様々な製品が出品されていますね。
稀に“高いからタングステンは使わない”という方がいますが、そういった方に是非とも試してもらいたいです。
製品によっては国産の鉛と同じくらいの値段ですので、試す価値は十分にあるかと。根掛かりもそこまで怖くないですよ。
欠点としては愛着が湧く要素がないことです。中華製に求めるのはあくまでも機能性のみですからね。
一定期間中華品を触っていると、国産メーカーが恋しくなるのはよくあることです(笑)
以上、タイラバのヘッドについて解説しました。中華ヘッドでも十分に釣れますので、まずは釣行回数を重ねましょう。
皆様のご予約お待ちしております。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。