パームスのラークシューターをご存じでしょうか?値段も手に届きやすく、私は数えきれない程のロックフィッシュを釣り上げました。
実際にロッドの寿命を迎えるまで使用してみましたので、簡単にインプレします。
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ラークシューターのラインナップは?
ラークシューターのラインナップは次の通りです。LSGC-71ML+~LSGC-710MH+はベイトモデル、以降はスピニングモデルとなっています。
参照:パームス
汎用性高く色々な釣りに併用したいのであれば、LSGC-71ML+とLSGS-74M+がオススメです。ハタ専用とありますが、私は色々な釣りに流用して使用しています(笑)
ラークシューターLSGC-71ML+のインプレは?
実釣の第一印象として、ティップ〜ベリーが柔らかいのでキャスト時にルアーの重みを乗せやすいです。バットはしっかりとしているので、投げる時のもたつきは少なく感じます。
色々なロッドを触ってきましたが、ベイトロッドとしては飛距離を出せる方だと思います。
スペック上で8~23gが対応ウェイトとありますが、個人的には14〜21gのルアーが操作しやすかったです。1オンス以上もキャストできると思いますが、振り抜き時に違和感を感じるかと。
フリーリグで使用することが多いですが、ボトムコンタクトも分かりやすいですよ。繊細なあたりも弾かないので、ヒットに持ち込みやすいです。
このクラスの反応もよくわかります!
根への突っ込みが激しいロックフィッシュですが、魚をかけてもしっかりバットで受け止めます。モンスタークラスでない限り、スタックされることはありませんでした。
とはいえどライトロッドではあるので、繊細さを活かし中型クラスを丁寧に数釣りする用途の方が向いているかもしれません。(ちなみに私は思いっきりパワーファイトしていたので、そういう使い方も出来なくはないです。)
スピニングモデルとベイトモデルはどちらがオススメ?
双方にメリットデメリットがあるので、一概にどちらがおすすめとは言い難いです。
私は遠距離ならスピニング、近距離ならベイトと使い分けています。通説にはなりますが、ラークシューターもこの使い分けで良いかと。
スピニングは遠投性能を活かして沖のシモリやブレイクをアプローチしたいですからね。主にフリーリグとジグヘッドスイミングを併用しています。
ベイトは根の荒い中距離までを丁寧にアプローチする際に使用します。
自身の行くフィールドはどちらのメリットが最大限に活きるかを考え、使い分けるのが良いですね。
ハタ専用ロッド?他のロックフィッシュロッドとの違いは?
他のロックフィッシュロッドとの一番の違いはバイトを弾かないことです。意外と専用ロッドでも、アタリを弾いて魚が乗らない場面もありますので。
硬さも重要な要素にはなりますが、それは魚をかけてからの話です。繊細さがなければそれすらできません。
ハタ専用とありますが、アイナメやソイなどロックフィッシュの括りでは勿論併用できますよ。
チニングで使用しても問題なく、啄むようなバイトもヒットに持ち込むことができました。
ティップが柔らかいので、意外と色々な釣りに流用可能です。
ラークシューターのおすすめ番手は?
ラークシューター LSGS-88MH+
ラークシューターで1番の長さを誇るスピニングモデルのロングロッドです。長さもありキャストにゆとりが出来るので、初心者の方でも扱いやすいと思います。
遠投性能が抜群で操作感もよく、スイミングで活性の高い個体をキャッチしていくのに重宝する1本です。
足場の高い場所でも使いやすいですね。7ft前半だと、やはり浮き上がりが早くなってしまうので。
ラークシューター LSGC-710MH+
パワーあるベイトロッドです。
長さを活かした遠投性能に加え、硬さの割にアクションや感度が落ちないのが魅力な番手です。フリーリグでボトムをアプローチしましたが、小さなアタリもすぐにわかりました。
1オンス前後のジグヘッドやシンカーも問題なく扱えるので陸っぱりは勿論、ボートでのスイミングでも使用できます。
溶岩地形など根の荒いエリアで良型を狙う方におすすめしたい1本です。モンスタークラスでもパワー負けすることはないと思います。
ロッドの力で一気に浮かせましょう。
ラークシューターの評価は?
他製品と比較して、ラークシューターは値段が非常に安価です。初めてロックフィッシュを釣りたい方の入門機として特におすすめです。
ベイトとスピニングの各モデルは値段以上の性能をしていますし、玄人の方にも馴染みやすいと思います。
唯一残念な点は使い込むうちにガイドが弱ってきたことです。
パワーファイトばかりしていたので、最終的にはトップから2番のガイドが折れてしまいました。
磯での酷使が原因ですが、数多くのロックフィッシュを釣り上げて寿命を迎えたと考えると少し嬉しい気もします。本当に数えきれない程の魚を釣りました。
価格を考えると十分といったところでしょうか。
18年から発売されているラークシューターですが、モデルチェンジが楽しみで仕方ありません。
以上、パームスのラークシューターを紹介いたしました。値段もお手頃ですし、コスパ良いロッドだと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。