パームスのショアガンエボルブをご存じでしょうか?価格も手に届きやすいですし、使用感が気になりませんか?
86ML/103XXXHをそれぞれ購入して使用してみましたので、簡単にインプレします!(手元にあるのは2種類ですが、他の番手を触ったこともあります。)
特に103XXXHは発売から3年間がっつり使っているので、参考になれば幸いです。
製品の閲覧と購入ができる様にamazon/楽天市場の広告リンクを設置していますので、気になった方はリンク先をチェックしてみてください。
ショアガンエボルブってラインナップは?どんなロッド?
パームスから発売されているショアガンエボルブシリーズには様々なモデルがありますが、比較的リーズナブルな価格に設定されています。
ラインナップは次の通りです。
参照:パームス
21年にモデルチェンジされ、パワーバランスの見直しがされましたね。EVAからコルクグリップになったことが一番大きな変化でしょうか。
個人的には握った時の質感が好きなので一番良い改良だと思っています。コルクグリップ好きも多いですからね。
ロッドを持った時に感じるグリップのフィット感、曲げて感じるバッドパワーの安心感はビギナーからエキスパートの方まで扱いやすいと思いますよ。
ロッド自体はタフな印象があります。私もそうですが、意外とパワーファイトする方が多いのではないでしょうか。
色々な場面でお気軽に使用できる1本です。
ショアガンエボルブのインプレは?
ショアガンエボルブ SFTGS-86ML・EG(エギング)
86MLの特徴は柔らかさもありつつ、のされ続けない粘りがあることですね。
他のMLクラスのロッドでキロ近いイカをかけると、寄せる時に少々もたつきを感じてしまいます。
ショアガンエボルブはバットに繊細さとパワーを兼ね備えているので、プレッシャーをかけ続けることができますね。
非常にイカとやり取りがしやすいです。気持ち良いフッキングが決まりました!
ルアーの適正ウェイトは2〜3.5号とありますが、最適なのは3.5号だと感じました。意外と重めのエギの方が操作しやすかったです。
春イカ狙いでの使用に向いているかと。
飛距離に関してはどの号数でも、バットに荷重を乗せやすいので不満は感じられませんね。
ショアガンエボルブ SFTGS-103XXXH・BL(ロックショア)
XXXHと表記の通りとても硬いショアキャスティングモデルです。
発売から3年経ちガッツリ使い込んできましたが、ロッドパワーに全く不満はありません。
私の釣りするエリアでは10キロ以下の回遊魚が大半ですが、未だにロッドがバットから曲がった経験がありませんからね。
このクラスのブリ族なら瞬殺できます。本当にお気に入りの一本です。
ロッド自体は他と比べても太くシャープとは言えませんが、特に持ち重りも感じることなく1日振っても疲れませんでした。
重量あるリールと組み合わせれば、全く気にならないレベルだと思います。
根の荒いエリアやシャローエリアでも主導権を与えない、メモリアルフィッシュを獲りにいくにはおすすめの1本です。
ショアガンエボルブは重い?折れる?
ショアガンエボルブは軽さを最重視したロッドではないと思いますので、他のメーカーのハイエンドモデルと比べると少し重く感じます。
しかし少し重いとはいえど、特に持ち重りを感じることはありませんでした。重量により操作感が落ちる、ファイト時に不安定になるといったこともありませんね。
ロッドの折れに関しては、86MLを1度だけティップを折ってしまいました。
というのも釣り公園でキャストした際、フェンスにティップが当たり折れてしまいました。(完全に私の注意不足です。)
基本的にはタフなロッドなので余程雑な扱いをしなければ折れないと思います。103XXXHも3年間ヘビーに使用していますが、特に気になる点もありませんので。
ショアガンエボルブにはどの番手のリールが合う?
ショアガンエボルブ SFTGS-86ML・EG
2500〜3000番クラスのリールと組み合わせましょう。
エギングにおける適合ラインのキャパシティを考えつつ、シーズンごとに使い分けると尚良いですね。(私はオールシーズンC3000番リールに0.6号のメインラインを巻いていますが笑)
3.5号のエギが一番扱いやすい様に感じましたが、小〜中型狙いの秋イカでの使用をメインに2500番クラスのリールと組み合わせても良いかと。
あくまでMLですので、硬すぎるといったことはありませんからね。
ショアガンエボルブ SFTGS-103XXXH・BL
ロックショアでの使用が多いと思いますので、大型番手と組み合わせましょう。
現在私が使用しているのは10000HGと14000XGですが、ここが適合番手と言ってよいでしょう。
10000番以上であれば、タックルバランスも問題なしです。
私は10000HGに4号、14000XGに6号のPEラインを巻いています。中型青物が多いシーズンには4号、大型狙いや地形変化の激しいエリアでは6号のリールという形で使い分けています。
タックルの一体感が感じられ、ストレスなく一日の釣りを楽しめますよ。
ショアガンエボルブに合わせる、おすすめのリールは?
23ヴァンキッシュ C3000SDHHG
エギングで求められる軽さという点では、この上ないリールだと思います。ショアガンエボルブ 86MLとベストマッチします。
以前は20ツインパワーC3000XGを使用していましたが、お世辞でも軽いとは言えませんでした。またXGはギア比が高すぎるので、ラインメンディングもやりにくいです。
色々触りましたが、C3000SDHHGが一番しっくりきますね。
自重と巻きの軽さは言わずもがな、性能も◎です。
しかし安いとは言えない価格なので、予算と要相談しましょう。同コンセプトの下位機種でも釣りは成立しますので。
(23ストラディックでも十分ですが、やはりエギングはヴァンキッシュの方が使用感は良いです。)
21ツインパワーSW10000HG
ステラSWと迷いましたが剛性も十分ですし、ショアガンエボルブ 103XXXHとの相性も良かったので価格的にもおすすめです。
金属ロータはやはり巻き上げ力がありますね。21セルテートSWと好みで使い分けると良いと思います。
参考までに違いを紹介します。
21セルテートSW | ザイオンロータ、モノコックボディ |
21ツインパワーSW | 金属ロータ、半プラ |
どちらも良いリールですがトルクのツインパワー、巻き心地のセルテートといったところでしょうか。
好きな方を選ぶと良いと思います。
ロッドパワーが非常に強いので、ロッドを立てるだけでも十分に魚は寄りますよ。
どのクラスを相手にするかにもよりますが、私のポイントにはステラでなくツインパワーで十分だと判断しました。
ショアガンエボルブのおすすめの番手は?
ショアガンエボルブ SFTGS-103XH・BL
ショアキャスティングモデルの中で3番目に硬いパワークラスのロッドです。
硬すぎないため扱いやすく、アンダー100gのルアーを操作しやすいです。メインライン2号のタックルで中型青物を数釣りするのに最適な番手かと。
6kg程のヒラマサをかけても、主導権を与えることなくキャッチできました。少々不安がありましたが、バットパワーが強いのでなんとかなりましたね。
”ライトなショアキャスティングを主軸としているが、少しパワーの強いタックルを使ってみたい”という方におすすめです。
ショアガンエボルブ SFTGS-103MH
シーバスモデルの中では1番強いパワーの103MHです。
10ftオーバーのレングスにやや硬めのブランクスなので、大規模河川でのランカー狙いや磯でのヒラスズキ狙いに欲しい1本です。
適合ラインが3号までのため、荒磯でのヘビータックルによる強引なファイトも可能です。
加えて、40g前後のジグを使用したライトショアジギングもこなせますよ。
ショアのルアー釣りをオールマイティにこなせる番手ですので、汎用性の高さを重視する方にオススメです。
以上、ショアガンエボルブを紹介いたしました。確実に値段以上の役割を発揮してくれるロッドですので、コスパ良いと思います。是非とも使用してみてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。