ヒイカのタックルってイメージが掴みにくいですよね。意外と“ヒイカといえばこれ“というロッドやエギが販売されておらず、悩む方も多いと思います。
本記事ではヒイカの釣り方やコツからおすすめタックルまで紹介しますので、皆様の参考になれば幸いです。
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ヒイカ(マメイカ)釣りに時期はある?場所は?
基本的には春~初夏と秋~冬にかけて釣れます。
地域によって季節にズレがありますので、最寄りの釣具屋で情報を集めておくと安心です。
釣れる場所としては流れの緩やかな漁港や港湾となります。地域によっては河口付近でも釣れたりしますね。
浅場で簡単に狙うことが出来るターゲットですよ。
夜間は光に集まる習性があるので常夜灯付近を攻めると良いと思います。ベイトがたくさん接岸していれば条件はバッチリですね。
ファミリーフィッシングの人気スポットで釣れることが多いため、足場も安定しています。間違いなく初心者でもお手軽に狙えるターゲットです。
ヒイカ(マメイカ)は昼でも釣れる?釣り方は?カラーがコツ?
昼夜どちらも釣れますが、狙い方は異なりますね。昼は底付近を探りますが、夜は光の当たる場所で浮いていることも多いです。
誘い方は1.5号〜2号のエギを使い、次の手順を繰り返しましょう。
①着底したら竿先で2回程シャクりフォールさせます。 |
②ボトムに反応がなければ徐々にレンジを上げていきます。 |
③それでも釣れなければエギのカラーを変えます。 |
色々と試していると、その日のレンジとカラーが見つかりますよ。
条件が合えば爆釣しますが、意外とスレるスピードが早いことも。反応が悪くなったらエギのカラーを即座に変えることが重要です。
カラーローテーションのイメージが湧かない方のために、私の実績パターンを紹介しますね。
日中で濁りがある時 | ピンク系やオレンジ系 |
海が透き通っている時 | イワシカラーなどナチュラル系 |
夜 | グロー系やピンク系 |
必ず当てはまるとは限りませんが、参考までに!
ヒイカ(マメイカ)に使用するラインの太さは?PE何号?
基本的には0.4号〜0.6号のPEラインを使用しますが、エステルラインを使う方もいます。水に沈みやすいため、テンションが緩んでいる状態でもアタりがわかりやすいので。
しかしラインの材質が硬いので糸グセのリスクは付き物です。キャスト時はバックラッシュしやすい傾向にありますので、フェザリングしながら丁寧に投げましょう。
初心者の方はPEラインで感覚をつかみ、慣れてきたらエステルラインに挑戦すると良いかと。
どちらも夜釣りするのであれば、蛍光色のラインが視認性良く扱いやすいと思います。
ショックリーダーは1.5号前後を使用しまして、ナイロン、フロロどちらでも大丈夫です。
個人的にフォール主体のこの釣りでは、沈みやすいフロロの方が扱いやすいとは思います。
ヒイカ(マメイカ)にオススメのエギングロッドは?
シマノ 21セフィアXR S73SUL-S
カーボンモノコックグリップにより感度が抜群に高いです。更にXガイドを採用していますので、細いラインをキャストした際に糸絡みの軽減に繋がります。
ヒイカはアタリが小さいため、感度に優れるこのモデルは正に“アングラーの理想”かと。
セフィアシリーズは様々なモデルが発売されていますが、こちらはミドルクラスながらハイエンドモデルに採用されている技術特性を惜しみなく搭載しています。
専用ロッドとして満足な使用感ですし、アジングやメバリングにも併用可能です。総じてコストパフォーマンスが優れるロッドですので、悩んだらこちらをオススメします。
シマノ ルアーマチック S70UL
エントリーモデルながら様々な魚種に対応できるマルチなロッドです。
その上PEラインにも対応しておりロッドケース付きなので、コストパフォーマンスにも優れます。
流石に21セフィアXRと比較すると感度は落ちますが、それでも最低限のスペックは備わっているかと。
他の釣具にお金をまわしやすいので、これから釣りを始める方やお小遣いアングラーの方にオススメです。
こちらもヒイカだけでなくアジングやメバリングに併用できますよ。
シマノ ソアレSS S76UL-S
”流石に21セフィアXRは高すぎる・・・でもルアーマチックは・・・”といった方にこちらがオススメです。
シマノ独自のソリッドティップであるタフテックαを採用しているので、よく曲がってくれます。リールシートの形状もコンパクトで握りやすいため、感度にも優れます。
加えてティップが柔軟なことから、エギを竿先だけでアクションしやすいのも魅力です。フッキングもしやすいので、バラす確率も減りますね。
しかしメバリングロッドのため、エギングロッドに比べるとティップに張りは少ないです。テンションが緩んでいる時の感度は劣りますので、常にラインを張った状態で使用することを意識しましょう。
ヒイカ(マメイカ)にオススメのエギは?
ヤマシタ ナオリーレンジハンター ベーシック 1.5B
中層付近のヒイカを狙うのに最適なエギです。
規則的なフォールは沈下速度が一定なので、イカに警戒心を与えません。エギ自体もスタンダードな動きですので、昼夜問わず扱いやすいです。
スレたポイントでもバッチリです!
一般的なエギはオレンジやピンクなどのアピールカラーが多いですが、このシリーズはナチュラルカラーのラインナップも豊富にございます。
ヒイカはエントリーしやすいポイントで釣れるためスレやすく、ナチュラルカラーが活きる場面も多いですよ。
特にホロイワシカラーは蛍光色のエギで反応が薄くなった場面やシーズン終盤のスレきっている状況でも、安定して釣果が出せます。
人気色となりますので、迷ったときはこのカラーがオススメです。
タカミヤ エギボンバー
価格が安くラインナップも豊富なことから、コストパフォーマンスに優れます。複数購入しても、会計時に思ったより金額が高くないルアー筆頭です(笑)
個人的に安定してヒイカを釣るには、頻繁なカラーチェンジが非常に重要だと考えています。所持しているカラーが多いほど、それだけで釣果に差が生まれますよ。
他の釣りでもカラーによる釣果の違いはありますが、特にヒイカは顕著な印象ですね。
またエギは本体の破損やカンナの劣化が頻繁に起きます。消耗が激しい点を考慮しても、エギボンバーはたくさん持っておいて良いかと。
デュエル アオリーQ RS ヒイカSP
ヒイカに特化したエギでして、個人的に一番のオススメです。
ローリングシャフトという独自のアイ設計により、竿先だけの細かいシャクリでもキレのあるアクションを演出できます。
またフォールスピードも、ヒイカに最適な沈下速度になるように作られています。
このスピードが肝でしてフォールが早すぎると追いきれませんし、遅すぎると見切られてしまいます。
絶妙なスピードを再現していますので、メーカーの努力に脱帽です。
全てのカラーで夜光ボディを採用しているため、夜釣りのヒイカ狙いで大活躍してくれるでしょう。
以上、ヒイカのタックルについて解説いたしました。
お手軽ながらゲーム性が高い釣りになりますので、是非とも試してみてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。