ルアーフィッシングを始めたばかりの方には、フックカバーって必要なの?と思われる方もいるのではないでしょうか。
本記事では、フックカバーを使うメリットやデメリット、オススメの使用法まで解説いたします。
フックカバーを試そうと考えている方、ルアーが頻繁に絡まり困っている方の役に少しでも立てれば幸いです。
フックカバーとは?
針先に被せることで、ルアーを絡まない様にすることができる道具のことです。

フックカバーをルアーにつけるメリットは?
フック同士が絡まない
普通にタックルボックスにルアーを収納していると、絡まってしまいますよね。フックカバーをしっかりとつけることで、快適にルアーを取り出すことが出来ます。
ルアー同士が傷つかない
一番、皆さんが気にするのはこの部分ではないでしょうか。中には傷がつきやすいカラーもあるので、それらの防止になります。

ルアーを綺麗に維持したい方には非常に便利な道具です。
指が傷つかない
急いでルアーを取り替える時など、指にルアーが刺さってしまうことがあります。特に、夜間などは手元が見えにくいので指に刺さってしまうことが多いです。
フックは鋭く簡単に指から血が出てしまうので、夜釣りがメインの方には非常に役立つのではないでしょうか。
ルアーケースの見栄えが良くなる
ごちゃごちゃしているより、整理されている方が実際の釣りでもわかりやすいと思います。こちらに関しては好みの問題になってきますが、綺麗好きな方にはオススメです。
フックカバーをルアーにつけるデメリットは?
フックのサイズごとにフックカバーが違う
Sサイズ、Mサイズ、Lサイズといった形で、フックカバーにもサイズがあります。自身が使っているフックのサイズが何番に該当しているのかを事前に調べる必要性があります。
シーバスを狙うにしても、ベイトによってフックサイズが異なる方もいると思いますので、該当サイズを都度調べることが大切ですね。
余程フックが大きくない限り、大は小を兼ねるという考えでLサイズを買うのもありかもしれません。(責任は取れませんが、参考までに)
✳︎フックよりフックカバーのサイズの方が小さい場合、上手く抜けなくなることがあります。無理に引き抜くとフックが指に刺さる可能性もあるので、注意しましょう。

フックが錆びやすくなり、カバーも錆びる可能性がある
しっかりとフックの海水を落とさない状態でフックカバーをつけると、錆びる原因となります。釣行後はしっかりとルアーを洗い、乾かした後にフックカバーをつけましょう。
また、フックカバーに海水がついている可能性もあるので、フックカバーも釣行後は洗うことも重要です。
ルアーによっては、綺麗にハマらない
フックに装飾品がついている場合、綺麗にハマらないことがあります。
フェザー系などのルアーは綺麗にハマりません。フックの部分は守れているので役割は果たしてくれますが、気になる方は注意が必要です。
フックカバーはいらない?釣果に影響はある?
ルアーケースに多くのルアーが入っていて、夜釣りが多い人には便利
時合い突入時にルアーが連結されていると焦ってしまいますよね。
特に、スプリッドリングにルアーが突き刺さる絡まり方をしてしまうと外すのに時間がかかってしまいます。

釣果に関しては時合いがよほどシビアでない限り、影響は少ないと思います。
しかし、時合いが短いポイントであれば、フックカバーを使用して手返しをよくしたいですね。
特に、ショアのシーバスはチャンスが一度しかないことも多々あります。
オススメのフックカバーの使い方は?
頻繁に投げるルアーにカバーをつけない
ルアーを変える度に、使用していたルアーにフックカバーを付け戻す作業も出てきます。
釣行中は忙しいため、外したフックカバーがタックルボックスに溜まっていってしまいますよね。
その様な方にオススメな方法がこの方法です。
予備や出番が少ないルアーにフックカバーを付けておき、頻繁に投げるルアーは何もせずにタックルボックスに入れておきましょう。
ルアー同士が連結してしまうリスク、ルアーが傷つくリスクが下がります。
加えて、タックルボックスに大量のカバーが散らばる可能性も防げるので非常にオススメの手段です。
フックカバーを代用する事はできる?
輪ゴムを使用する
輪ゴムを使用することで、ルアー同志の絡まりや連結を抑えることが出来ます。
輪ゴムは家に置いてある方が大半だと思いますので、すぐに代用できる手段として非常に便利です。
しかし、フックカバーに比べて少し時間がかかります。また、針が覆われているわけではないのでルアー同士の傷は少しついてしまいます。

以上、ルアーのフックカバーについて解説いたしました。それぞれの用途に合わせて使い分けていただけたらと思います!
